[飲食] カテゴリー

食べ物(飲み物)に関する雑談


今年の夏はサーキュレーターとハムステーキ

 生協に注文しておいたサーキュレーターが届いた。サーキュレーターというものは、エアコンと併用することを前提としたものだと思っていたのだが、単独で使っても十分効果があることを知り、急に欲しくなったのだ。

 エアコンと併用しない場合は、窓を開けて外に向けて送風するとよいらしい。室内の空気を外に送ることで、外気を取り入れることができるとのこと。さっそくやってみたのだが、効果があるのかないのか微妙な感じだった。昼間だったので外気が熱過ぎてあまり涼しくなかったのかもしれない。ということで、夜になって外気が十分に冷たくなったであろうころを見計らって再度試してみた。

サーキュレーター

 もちろん、エアコンをつけている時のような涼しさではないが、時おり冷たい風が吹き込んできて気持ちがいい。熱帯夜でなければ効果的かもしれない。今夜がエアコン無しで寝られるかどうかは、きわどいところであるが、エアコンと併用した場合のサーキュレータの効果も試してみたいところである。

 最近の食べ物のマイブームはハムステーキ。胃カメラの検査が終わったあと、テレビで「ハム」という単語を聞いたことをきっかけに、ハムステーキが無性に食べたくなった。妻に頼んで買ってきてもらったのだが、肉とはまた違った旨さがあって、やみつきになってしまった。先週の週末に続き、昨晩もハムステーキ。

ハムステーキ

 サーキュレーターとハムステーキのマイブームはしばらく続きそうだ。

ついに京都に到着

 数日前から、どうも「やる気なし」モードに入ってしまったようである。仕事に限らず、あらゆることに対してやる気が起きない。自分の場合、何がきっかけでやる気なしモードに入るのかはよく分からないのだが、昨年末からずっと忙しくしてきたことの反動なのかもしれない。幸いなことに、現在急ぎの仕事は入っていないので、焦らずにゆっくりやりながら、通常モードに戻るのを待つことにする。

 昼ごはんは、ウォーキングを兼ねて和喜亭というラーメン屋に行く。今日みたいな暑い日は冷麺が食べたい。メニューに冷麺の文字を探すが、残念ながら冷麺はやっていないようである。「冷麺はやってないんですよねえ」と店員に確認すると、「ざるラーメンはどうですか」と奨められる。仕方がないのでざるラーメンを注文する。中華そばを和風の出汁に漬けてネギとわさびの薬味で食べる、和中折衷の食べ物だ。初めて体験したざるラーメンはなかなか美味だった。並盛でも 1.5 倍の中盛でも値段は同じ(450 円)。カロリーのことを考えて並盛にしたが、この選択は大失敗だった。具が何もないので、3 口ほどであっという間に食べ終わる。次は絶対に中盛りにするぞ。

和喜亭のざるラーメン

 今年から始めた東海道五十三次ウォーキングの累積歩行距離が、今日ついに 495.5 km に達した。江戸・日本橋から歩き始めて京都三条大橋に到着したことなる。記録を付け始めた 1 月 5 日以降でウォーキングをさぼったのはわずか 3 日。飽きっぽい自分がここまで続けられたことに驚いている。明日からは折り返しで、また江戸を目指して歩くことにする。江戸から京都までは 5 カ月で歩けたけど、6 ~ 9 月の 4 カ月間は暑くてあまり歩けないと思うので、7 カ月かけてゆっくり歩く。年末までに江戸に戻ることを目指して。 


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東海道五十三次ウォーキング計画の記録

『90 ミニッツ』とちっちゃいたい焼き

 ゴールデンウィークもあとわずか。昨晩は『90 ミニッツ』を観る。『90 ミニッツ』は三谷幸喜の演出による舞台演劇。先日加入した WOWOW で放送していたものを録画しておいたのだ。登場人物は西村雅彦演じる医者と近藤芳正演じる患者のお父さんのふたりだけだ。輸血を伴う手術を宗教上の理由で拒否する患者のお父さんと、手術を受けるように説得しようとする医者との 90 分間のやり取りを描いたもの。

 9 歳の男の子が交通事故に遭い、そのお父さんが病院に駆けつけたところから物語は始まる。手術の承諾書にサインをしてくれと迫る医者に対して、お父さんは宗教上の理由から輸血を伴う手術は承諾できないと主張する。90 分以内に手術をしないとしないと男の子は死んでしまう。輸血なしで手術をしてくれと言うお父さんを一生懸命に説得しようとする医者。「助かる命を見殺しにして、あなたそれでも父親か」と。

 タイムリミットがどんどん近づいてくる。絶対に首を縦に振らなかったお父さんも、子どもの命を助けたいとう気持ちが次第に強くなって、「承諾書のサインなしで手術をやってくれ」と突然言い出す。つまり、患者の承諾なしで医者が勝手にやったことにしてくれと言うのだ。そうすれば、周りの人に対する自分の言い訳が立つというのがお父さんの言い分だ。当然医者はそんなことはできないと言う。今度は、「自分の責任が追求されることを恐れて、助かる命をみすみす見殺しにして、あなたそれでも医者ですか」と父親が反撃をする。

 三谷幸喜と言えば喜劇の天才なのだが、この『90 ミニッツ』では笑いを一切封印したそうだ。最初は、子どもを見殺しにしようとしている父親が絶対的に悪いと思って観ていたのだが、「責任の追及を恐れて子どもを見殺しにしようとしているあなたたは、それでも医者か」という台詞にハッとした。そうだ。双方にそれぞれの言い分があり、どちらの言い分も正しい。つまり、父親の根底には「命よりも大切なもの、命を犠牲にしても守らなければならないものがある」という考え方があるのに対して、医者の根底にあるのは「命は何よりも大切である」という考え方である。どちらが正しく、どちらが間違っているとは言えないと思うようになった。ストーリーの結末は伏せておく。

 今日はこどもの日。午前中はいつもどおり仕事をして、昼食後いつもどおりに散歩に出かける。途中で寄った阪急百貨店で、「神戸ピッコロのちっちゃいたい焼き」というミニサイズのたい焼きを発見。思わず買ってしまった。小豆のほかに、チョレート、レアチーズ、キャラメルなど、味は全部で 7 種類。全部の種類を混ぜて 525 円の 15 個セットを買った。ちっちゃいたい焼きは、あっという間に胃袋に消えていった。

神戸ピッコロのちっちゃいたい焼き

ただいま俳句の修行中(2012 年 4 月のマイブーム)

 ここ数日初夏の陽気が続いている。室内にいると気持ちいいが、長時間外を歩くと汗が湧き出る季節になった。今日は最近のマイブームについて書く。

 まずは食べ物のマイブームから。最近気に入っているのが博多一風堂のラーメン。「まるごとく~ぽん」に割引券が掲載されていたことがきっかけで初めて行ったのが 2 週間ほど前。そのときに食べた赤丸新味というラーメンがあまりにも美味く、すっかり魅了されてしまった。3 日ほど前にも、からか麺というのを食べてみたが、これもスープをすべて飲み干したくなるほどの美味さ。わが家からはちょっと遠いので、しょっちゅうは行けないが、このマイブームはしばらく続きそうだ。

 読むもののマイブームは『マンガ 日本の歴史』。先日図書館で見つけ、とりあえず「平氏政権と後白河院政」の巻を借りて読んでみたのだが、なかなかおもしろかった。最近、明治 20 年頃からの日本の近代史を描いた現代編を読み始めたところだ。現代編を読み終えたら、本編(全 48 巻)に戻って全巻読破しようと思っている。

 学校の日本史の授業について日ごろから思っていることがある。日本史の授業では、必ず縄文時代から順を追って進めていくため、近代史を教える時間が足らなくなり、どうしてもおろそかになる。まず、近代史から教えて、そのあと古代に戻ってもいいのではないだろうか。明治ではなく、幕末から始めてもいいと思う。縄文時代の日本人がどんな暮らしをしていたかよりも、明治、大正、昭和の時代の日本人が何を考え、どんな方向に進もうとしていたかを知ることのほうがはるかにおもしろく、重要だと思う。

明治国家の経営 (マンガ 日本の歴史)明治国家の経営 (マンガ 日本の歴史)
石ノ森 章太郎

マンガ日本の歴史 (52) (中公文庫) マンガ 日本の歴史〈55〉高度成長時代 (中公文庫) マンガ 日本の歴史〈43〉ざんぎり頭で文明開化 (中公文庫) マンガ 日本の歴史〈50〉大日本帝国の成立 (中公文庫) マンガ日本の歴史 (51) (中公文庫)

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 最後のマイブームは俳句。今年の初めに掲げた目標の 1 つが俳句の勉強をすることだった。3 月くらいからいろいろな本を読んで勉強をしている。俳句の決まりごとは、五七五の 17 音で作ることと季語を入れることの 2 つだけなのだが、それらしいものを作るのはなかなか難しい。気が向いたときに作ってはツイッターに投稿している。少しはそれらしいものができたので、調子に乗って俳句のサイトを作ってしまった。サイトのタイトルは「ハイ!句にしろ!」。飽きっぽい私がいつまで続くかはわからないが、気長に続けていきたい。

 上達するには、句会や吟行に参加するのがいいらしいが、今のところそんな時間は取れないので、それは老後の楽しみに取っておくことにし、それまでは自己流でぼちぼち楽しむことにする。どうせ俳句をやるのなら、かっこいい俳号を持ちたいと思って、くにしろ 万太郎とか、くにしろ 出歩などを考えてみたが、いまいちぱっとしない。漢字を使って、国城なんとかにしようかなどと思案中。今日、カラー写真がたっぷり載っている歳時記(季語の辞書のようなもの)を買った。

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海老にまつわるエトセトラ

讃岐うどん千吉のメニュー 今日の昼は千吉という讃岐うどん屋に行ってみた。千吉は 3 日ほど前に知ったばかりなのだが、私がこの店に興味を持ったのは、かき揚天うどんというメニューがあったからだ。普通のうどん屋だと、海老の天ぷらうどんしかないのに、かき揚天うどんがあることが気に入った。かき揚天うどんは単品で 380 円。120 円プラスすると定食になるとのことだったので、かき揚天うどん定食を注文した。あさりご飯、小鉢一品、ポテトサラダ、漬物がついて 500 円の定食はお得感たっぷりである。

 天ぷらうどん、天丼、天ぷらそば、天むす、天ぷら定食。だれが決めたのか知らないが、天ぷらと言えば海老の天ぷらを指す。私は天ぷらそのものは大好きなのだが、海老は大の苦手なのだ。常日頃、海老天以外の天ぷらうどんや天丼を食べたいと思っているのだが、一般的な店、特に高級な店では、海老天以外の「天」は残念ながらなかなかお目にかかれない。

 私は物心付いたときから海老が嫌いだった。人から理由を聞かれたら、「後ろ向きにしか進まないネガティブな姿勢が嫌い」と答えているのだが、本当のことを言うと、何とも言えない変な弾力の中に、おれは海老様だぞという主張が全面的に盛り込まれている感じがどうも苦手なわけで(意味不明な説明ですね)。

 そういうわけで、私は常に海老を避ける生活をしているわけだが、どうしても海老を避けられない事態に陥ったことがあった。その事件は、大学卒業後に初めて就職した会社で香港に出張したときに起こった。毎晩、わが社の香港代理店の人が美味しいものを食べさてくれ、初めて行った香港で食べる本場の広東料理の美味しさに感動していた。香港滞在の最終日は、「夜は美味しいものを食べさせてやるから楽しみにしててくれ」と代理店の S 氏が何度も言っていたので、私もその日の晩ごはんを楽しみにしていた。

 仕事を終えて代理店の接待ディナーが始まった。代理店の S 氏は、「今夜はスペシャルしゃぶしゃぶだ」と言って張り切っている。日本にもこんな豪華なしゃぶしゃぶはないはずだと興奮気味に言う。しばらくして、私たちにテーブルにスペシャルしゃぶしゃぶが運ばれてきた。それを見て私は卒倒しそうになった。生きた海老が串に 10 尾ほど刺さっているのである。1 人前 10 串ほどあるだろうか。この串を、肉のしゃぶしゃぶみたいに湯にしゃぶしゃぶして食べろと言うのだ。大ピンチだ。しかし、私に喜んでもらおうと思って朝から張り切っている S 氏に、「海老は苦手だ」などと言えるほど私は人でなしではない。とんねるずの食わず嫌い王決定戦を凌ぐ演技で、美味しそうに(自分ではそのつもり)スペシャル海老しゃぶしゃぶを完食した。おかげで、どうにか人でなしにならずに済んだが、今思い出しても苦しくなる体験だった。

 海老が嫌いだと蟹も嫌いなんだろうと思われがちであるが、蟹は好きだ。人は変だと言うが、私にとっては鶏肉と牛肉がまったく別物であるように、海老と蟹もまったくの別物である。さらに、海老せんべいが大好きだと言うと、ますます変だといわれる。子どものころは、坂角の海老煎餅ゆかりが大好きだったし、今でも揚げたての香ばしい香りがする海老せんべいは大好物である。海老せんべいの原料は、本当に海老なんだろうか。海老があんな美味いせんべいになるなんて、どうしても信じられない。

何を食べたいのか分からない日は

 昼ご飯は、楽しみの 1 つであるのと同時に、場合によっては面倒なこともある。前の日から、これを食べたいというものが明確に決まっている時もあれば、何を食べようかなかなか決まらない日や、自分が何を食べたいのかさえ分からない日があるからだ。そんな時に助かるのが、日替わりランチをやっている店だ。あれこれ考えずに、席に座って「日替わりランチ」とさえ言えばいい。

 今日はちょうどそういう気分だったので、Cafe うぇりなに行くことにした。ツイッターで知り合いになった方が川西市内でやっているお店で、お邪魔するのは今日で 2 回目である。わが家からは、往復 5.5 km と少し距離があるが、時間に余裕がある時はウォーキングを兼ねて行くにはほどよい距離だ。4 月ももう 6 日だというのに外はまだ肌寒い。開花し始めた桜を楽しみながら 40 分ほど歩くと Cafe うぇりなに着く。 今日の日替わりランチはミックスフライとのことだ。これは弱った。ミックスフライと言えば、エビフライが定番中の定番。私は海老が大の苦手なのだ。「もちろん海老フライも付いてますよね」とちょっと困った声で言うと、海老を牛に変えてくれるとのこと。ありがとうございます。f(^_^;

Cafe うぇりなの日替わりランチ

 待つこと 10 分。くにしろ仕様の日替わりランチがやってきた。からっと揚がったフライが美味い。見た目以上にボリュームがあり、さらに食後のデザートとコーヒーが付く。腹いっぱいになった。大満足。

Cafe うぇりなのデザート

 今年の初めから続けている東海道五十三次ウォーキング計画も順調に進んでいる。今日の歩行距離は 5.57 km。これで今年の累積歩行距離は 328.85 km になった。宿場でいうと池鯉鮒(愛知県知立市)の手前まで来たことになる。あと少しで名古屋だ。5 月末までに絶対に京都に到着するぞ。


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東海道五十三次ウォーキング計画の記録

大阪でいちばん古いうどん屋で「ささめうどん」を食す

大阪でいちばん古いうどん屋「吾妻」

 ずっと前から行きたいと思っていた吾妻にようやく行くことができた。吾妻は、川西のお隣池田市にあるうどん屋。元治元年(1864 年)創業の、大阪で最も古いうどん屋らしい。このまま江戸時代に持っていっても違和感がなさそうな雰囲気を漂わしている。

 店内に入る。多くのお客さんが静かにうどんを食べている。店構えだけでなく店内も昔風。江戸時代とは言わないが、大正とか昭和初期のうどん屋はこんな感じだったかもしれないと思わせる雰囲気だ。迷わず名物の「ささめうどん」を注文する。ささめうどんとは、かの文豪谷崎潤一郎の奥様が来られていたことをきっかけに名付けられた由緒正しいうどんらしい。待つこと 10 分、ささめうどんがやってきた。

吾妻名物のささめうどん

 刻み揚げ、蒲鉾、塩昆布、三つ葉など、さまざまな具がちりばめられた、あんかけ仕立てのうどんで、麺は細麺。すり胡麻とおろし生姜の風味が効いている。谷崎潤一郎の奥さんもこれを食べたのかと思うと、谷崎潤一郎ファンとしては感慨もひとしおだ。あんかけなので体がぽかぽかになる。寒い日にぴったりのうどん。いつも食べなれた讃岐うどんとは異なる、コシのないうどんもなかなかのものだった。

店内には関西のお笑い芸人のサインがいっぱい

 店内には、桂三枝師匠を初めとする関西のお笑い芸人の色紙がたくさん飾られていて、名店ふりを示していた。ささめうどん以外に、つるつるしこしこの吾妻うどんも評判がいいらしいので、暖かくなったら、冷たい吾妻うどんを食べてみたい。

カーブ・ドッチからワインが届く

 9 時起床。テレビを見ながらゆっくり朝ごはんを食べる。春眠暁を覚えずのことばどおり、いくら寝ても眠い。メールを書いたり、雑用をしたりして、ようやく 10 時半に仕事を開始。

 11 時ごろ、エントリー「苗木のオーナーになりました」で書いたカーブドッチから、プレゼントのワインが届く。ワインは、赤、白、ロゼの 3 種類から選べるのだが、今回は赤にしてみた。本当のことをいうと、ワインは白がいちばん好きなのだが、ワイン通は赤こそがワインの真髄だと言うし、赤ワインは健康にもいいという理由で赤を選んだ。

 3 時半くらいまで仕事をし、日課のウォーキングに出かける。今日はこれまで、あまり歩いたことがない路地裏を散策してみた。川西は一歩路地裏に入ると、まだまだ昭和っぽい店がある。今日は、ディスプレイに招き猫とタヌキをあほほど並べている、昔風の変わった食堂を見つけた。ちょっと恐ろしい雰囲気が漂っている。見たところ営業しているようだが、この店に入るにはかなり勇気がいる(写真はこちら)。

 今年の初めに、1 年間で東海道を往復する距離を歩くと決めてから、ほとんど毎日ウォーキングを続けている。今年になってからの今日までの累積歩行距離 は 231.28 km。江戸・日本橋から静岡県の袋井あたりまで歩いたことになる。静岡県に入ってからずいぶんになるが、さすがに静岡は東西に長い。

 ウォーキングから帰ったあと、しばらく仕事をして夕食にする。震災チャリティの野球を観戦しながらトマト鍋を食した。楽しみにしていたカーブドッチのワインを開けて、食器棚の奥に眠っていたワイングラスを探し出してワインを注ぐ。ワイン通ではないので、どう表現すればよいのかわからないのだが、適度な辛口で上品な味だった。飲みやすかったため、調子に乗って何杯も飲んでしまった。

カーブドッチの赤ワイン

 3 月 10 日現在のくにしろの現在位置は、江戸・日本橋から 231.28 km の地点。袋井をちょっと過ぎたあたり(地図の B 地点あたり)。


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東海道五十三次ウォーキング計画の記録

ぽかぽか陽気に誘われて

 起きたときはどんよりとした天気だったのに、9 時半くらいには雲の合間から太陽が顔を出し、いつの間にか春らしいぽかぽか陽気になった。こんな日は、松田聖子の歌(赤いスイートピー)みたいに、春色の汽車に乗って、海を見に行きたくなる(春色ってどんな色だろうか。私のイメージでは、若草色もえぎ色だけど)。しかし、仕事があるのでそういうわけにもいかない。それなら、せめて昼ごはんは春らしいものを食べようと決めた。

 12 時に仕事を終え、いそいそと外に出る。向かう先は、前から目をつけていた京風炉端焼きの花格子という店。上品なランチをやっている店だ。あそこらなら、何か春らしいものが食べられそうだ。数種類のランチに中から、いちばん春っぽい「おばんざい定食」を選んだ。たまには、目と舌の両方で食事を味わうのはいいことだ。

花格子のおばんざい定食

 食事のあとは、さらに春を求めて猪名川まで歩く。今朝、ツイッターのフォロワーさんに、「春らしい食べ物といったら土筆。土手に生えている」と教えてもらったので、土筆を探しに行くことにしたのだ。土筆と言えば、子どものころあほほど採って、家で炒めてもらったことがあるが、あまり美味いものではなかった記憶がある。猪名川の土手を土筆を求めて歩いたが、ついに土筆は見つからなかった。そういえば、これまで猪名川の土手で土筆を見た記憶はない。まだ時期が早いのか、それともこの辺りでは土筆が生えないのか。

 土筆は生えていなかったが、せっかくなので春らしい風景を撮ってきた。草花のことはよくわからないのだが、これは菜の花だろうか。

猪名川に咲く菜の花

菜の花や 耳を澄ませて 水の音

 また週末から冬が戻ってくるらしいが、三寒四温を繰り返しながら、徐々に暖かくなっていく 3 月は、12 カ月の中で私がいちばん好きな月だ。

珉珉の餃子に大満足 + 20 年が経過

 今日の昼ごはんは珉珉の餃子を食べると昨日から決めていた。サラリーマン時代は、仕事終わりにしょっちゅう梅田の珉珉に行っていたのだが、会社を辞めてからは一度も行ってない。もう 10 年以上も行っていないことになる。昨日、珉珉の餃子が急に懐かしくなり無性に食べたくなったのだ。

 グーグル先生に聞いてみたところ、わが家から最寄の珉珉はお隣の池田市にあることが分かった。珉珉のホームページによると、直営店とのれん分け店があり、池田店はのれん分け店とのこと。歩くこと 30 分。珉珉池田店に到着する。電気が点いていないので、休んでいるのかと思ったが、中を覗き込むと、「いらっしゃい」と声をかけらる。カウンター席に案内された。

珉珉池田店

珉珉池田店

 餃子定食が食べたかったのだが、メニューにはそれらしきものは載っていない。ラーメン + 餃子とか、焼き飯 + 餃子でもよかったのだが、できれば餃子をたくさん食べたい。「餃子定食みたいなものはないですか」と聞くと、「いいですよ。作りますよ」とのこと。待つこと 10 分。餃子定食がやってきた。

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