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味噌煮込みのこととか、ういろうのこととか

 昨晩は震災後初めての「秘密のケンミンSHOW」 が放送された。やはり、被災地の県の話題を避けたような内容になっていた。もともと、ちょっと奇妙な習慣や食べ物をおもしろおかしく紹介するというコンセプトの番組なので、被災地の県を取り上げるのはやっぱり難しいんだろう。今後どうするんだろう。番組制作者でもないのに心配になる。

 昨日の「秘密のケンミンSHOW」の目玉はうどんサミット。日本各地のうどんを、それぞれの地元のタレントが自慢するという企画だ。うどん好きの私としては、興味津々の内容だった。讃岐うどんや大阪のきつねうどんなどは食べなれた味。稲庭うどんとか水沢うどんは、ちょっと上品な高級うどんという感じで、それぞれに、それぞれのよさがある。私が、最も興味を持ったのが博多うどん。金八先生(武田 鉄矢氏)のプレゼンが上手なのか、ごぼ天入りの博多うどんを猛烈に食してみたくなった。

 最後に紹介されたのが名古屋の味噌煮込み。一般的には「味噌煮込みうどん」と呼ばれているようだが、味噌煮込みはうどんじゃないと教育された私には、これをうどんの範疇に入れることに抵抗を感じる。実を言うと、私は学生時代に名古屋のまことやという味噌煮込み専門店でアルバイトしていたことがある。名古屋で味噌煮込み屋といえば、山本屋総本家山本屋本店が有名であるが、まことやも知る人ぞ知る名店である。

 当時まことやでは、うどんと煮込みを明確に区別していた。味噌煮込み以外にも、ざるうどんや天ぷらうどんといった、いわゆる普通のうどんも扱っていたが、まことやでは生のうどんを使ったものが「煮込み」であり、長時間じっくりゆでた麺を使ったものが「うどん」だった。早い時間にうどんが売り切れてしまうこともよくあり、客には「今日はうどんは売り切れました」と言っていた。よくわかっていない客に、「うどん売り切れたって、お宅うどん屋でしょ」と言われることも多々あったが、「うちは、うどん屋じゃなくて煮込み屋です」と答えるのがまことや流だった。

 私流に解釈すれば、煮込みとうどんの関係は、ハマチとブリの関係のようなものであり、味噌煮込みは「生うどん味噌煮込み」という、うどんとは別範疇の料理なんだと思う。しかし、両山本屋でも、これを「味噌煮込みうどん」と称しているので、名古屋人の間でも、味噌煮込みはうどんであるというのが一般的な見解なのかもしれない。名古屋人ではない私には、本当のところはどちらが正しいのかよくわからないが・・・・・・。

 名古屋ついでに、ういろうの話を少しする。先日、ういろうが無性に食べたくなり、ツイッターで「しろ、くろ、抹茶、あがり、コーヒー、ゆず、さくら」とつぶやいたところ、私と同じ三重県出身の方から、「あがり」じゃなくて「あずき」であるというコメントをいただいた。そういわれれば、「あずき」というバージョンも確かにあった。私が子どものころ、三重県では「しろ、くろ、抹茶、あがり(あずき)、コーヒー、ゆず、さくら、青柳ういろう」という歌が流れる CM をしょっちゅう目にしていた。気になったので青柳ういろうのホームページをチェックしてみたところ、現在は「しろ、くろ、抹茶、上がり、さくら」の 5 種類のようである。コーヒーとゆずはいずこへ。






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