ポストに王将の割引券が入っていたので、王将で晩ご飯を食べることにした。川西の中心部には王将が 2 店舗あり、私たちは「汚いほうの王将」と「きれいなほうの王将」と呼んで区別している。汚いほうの王将はカウンター席が 5 ~ 6 席あるだけの昔ながらの店だ。きれいなほうの王将は最近できた店で、これまでの王将のイメージをくつがえすようなちょっとこぎれいな店で、料理も王将らしくない上品な味である。私は、どちらかというと昔ながらの汚いほうの王将のほうが好きなのだが、妻はきれいなほうの王将しか嫌だというので、ふたりで行くときは必然的にきれいなほうの王将になる。
割引券を使うべく、餃子と料理数品を頼んで、レジで割引券を提示した。餃子 1 人前が無料、料理 1 品が 150 円割引になるので、合計 350 円割り引いてもらえるはずだ。ところが、「これは、京都王将の割引券なので、当店では使えない」と言うのだ。王将に京都王将と大阪王将があることは知っていた。しかし、割引券には、「餃子の王将。全店共通」と書いてあるだけで、どこにも京都王将などとは書かれていない。もう 1 つの王将、つまり汚いほうの王将も、確か大阪王将だったような気がする。
家に帰って、早速京都王将と大阪王将について調べてみた。京都王将とは、俗称であり正式名称は「餃子の王将」であることがわかった。この「餃子の王将」からのれん分けされたのが「大阪王将(イートアンド)」であり、完全に別系列の店舗らしい。
2 つの王将ができた経緯と違いについては大体理解できた。しかし、われわれ消費者は、2 種類の王将があることはぼんやり知っていても、その違いを明確に理解している人なんてほとんどいないはずだ。割引券を配布するなら、「この割引券は、大阪王将では利用できません」といった注意書きを添えてほしいものだ。
でも、この割引券が使える最寄の京都王将までは、ちょっとした距離がある。ガソリン代を使ってまで行くほどの割引額でもない。なんか損した気分。
きれいなほうの王将
汚いほうの王将
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