憧れのパナマ帽(気分は健さん)
インターフォンが鳴る。急いで受話器を取る。宅配便で銀座トラヤ帽子店のパナマ帽が届いた。早速開梱してみると金色の文字で GINZA TORAYA と書かれた立派なケースが入っている。生まれてこのかたケース入りの帽子なんて所有したことがない。わくわくしながらフタを開けると、とっても上品な白いパナマ帽が現れる。
実は、この帽子は買ったものではなく、とある知り合いからいただいたものである。発端は、その人が Facebook でパナマ帽の写真をアップしていたこと。私が「ステキなパナマ帽ですね」みたいなコメントをしたら、「よかったら差し上げます」とのこと。紹介されているリンクを見てみると、相当高価なものらしい(リンクはこちら)。オークションはやったことがなくめんどうなので、大事にしてもらえるのなら知っている人に使ってもらったほうが嬉しいとのことだった。こんな高価なものを本当にもらっていいのかなあと思いながら、遠慮なくいただくことにした。
今回パナマ帽を譲ってくれたとある知り合いとは、「ring the bell」というブログを書いていらっしゃる丸の内べるさんという女性。大河ドラマの批評記事が毎回とってもおもしろかったので、ツイッターでフォローさせてもらったことがお知り合いになったきっかけだ(『平清盛』最終回の批評記事はこちら)。
閑話休題。パナマ帽と言えば夏の帽子。イタリア生まれの帽子なんだろうが、私にとっては映画『あ・うん』で門倉役を演じた(高倉)健さんが被っていた帽子(時代は昭和初期)。それを見たときから、自分も夏はああいう帽子を被ってみたいと常々思っていたのだ。早速届いたパナマ帽を被って鏡に写してみたのだが、あまり似合っていない。きっとこういう帽子を被るには、それなりの格好をしないといけないのだだろう。ジーンズに T シャツではなくスーツだ。しかも、夏らしい白っぽいスーツ。昔買った麻のスーツがあるはずなので、それが着られるようにダイエットに励むこととする。
夏になったら、パナマ帽を被って健さんみたいにさっそうとそぞろ歩きしたい。半年先の大きな目標と楽しみができた。丸の内べるさん、ステキなクリスマスプレゼントどうもありがとうございました。大切にします。<(_ _)>