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翻訳の仕事に関連する雑談


窓ガラスを割ってストレス解消

フリーランスで仕事をするようになってから、仕事にかかわるストレスはほとんど感じなくなったように思う。サラリーマン時代も仕事は嫌いではなかった。仕事の内容だけで言えば、今の仕事よりも好きだったかもしれない。

当時何にいちばんストレスを感じていたかと言えば、「納得できないこと」や「不条理なこと」を強要されることだったような気がする。自分ではこうしたいと思っているのに、上司からはそれに反する命令を受ける。個人的には絶対に仕事をしたくないと思うような会社や人に対しても頭を下げなくてはならない。仕事にかかわるストレスっていうのは、仕事そのものよりも、こういった感情に起因するもののほうが多いんだろうな。

現在の仕事にかかわるストレスと言えば、なかなか休めないことである。もちろん、仕事を断ってしまえばいくらでも休めるが、それは「無給」休暇だから心の底から楽しめないんだよなあ。ああ、有給休暇が欲しい!

ストレスと言えば、ストレス解消に最適?!画面をいっぱいに使った『BROKEN SELF』(@百式)で窓割を楽しめるサイトが紹介されていた。BROKEN SELFというサイトにアクセスすると真っ白な画面が表示される。画面上の任意の場所をクリックすると、

クリックすると、こんな風に画面がひび割れする

窓ガラスのように、画面にひびが入り大きな音を立てて崩れ落ちる。ちょっとしたすっきり感が味わえてけっこう楽しい。でも、何度か繰り返しやっていると、とっても不健康な行為をしているような気がしてくるのは私だけ?

日曜の昼下がりは小野リサ

フリーランスの翻訳者に曜日は関係ない。日曜日が休みじゃない生活をするようになってもう 10 年になる。

私の場合、日曜日でも仕事をしていることが多く、開放された感じやゆったりした感じがあるわけではないのだが、それでも平日とは何かが違う。どこが違うんだろ。空気が違うのかな。まあ、平日と日曜日で空気の成分が違うなんてことはありえないけど。

日曜の昼下がりといえば、コーヒーよりもレモンティーが似合うような気がする。そして、日曜の昼下がりの空気にしっくりと溶け込む音楽といえば、小野リサ。ということで、今日の午後の BGM は小野リサの Pretty WorldDREAM。久しぶりに聴いたけど、小野リサはやっぱりいい。

Pretty WorldPretty World
レオン・ラッセル 小野リサ

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来年こそは e-Tax

今日半日かけてようやく確定申告の書類を作成。今年もまたぎりぎりになってしまった。確定申告の書類作成は、計算がややこしく毎年いやになる。

e-Tax っていうのを利用すると、税額を 5,000 円免除してもらえたり、領収書などの添付を省略できたりと、いろいろなメリットあるようだけど、電子証明書を取得するなど、事前準備が必要とのこと(でも、この事前準備自体が結構やややこしそうなんだよなあ)。

「来年こそは e-Tax をするべく、早くから準備を始めるぞ!」と心に誓ったくにしろであった。

気持ちよく仕事したい

とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法に激しく同意。記事のポイントは以下のとおり。

(1) 自分の仕事によって多くの人々が幸せになる様子をリアルに実感すること
(2) 人々から感謝され、尊敬されること

の2つがあると、最高に気分良く仕事ができるのだ。

一方で、いくら自分の好きな仕事につけたとしても、自分の仕事の成果が誰のどんな役に立っているのかがあまり意識されないような仕事では、あの高揚感、幸せの中に包まれて仕事をする感じがどうしても足りない。

このような観点から見ると、フリーランスの翻訳者という仕事は、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする条件をほとんど満たしていないことになる。ごくまれに、「お客様から『非常にわかりやすい訳文だった』と喜んでもらえた」とのお褒めのことばをいただくこともあるが、これもエンドクライアントから直接聞くわけではない。そいういう意味では、モチベーションを保つのが難しい仕事かもしれない。

以前、翻訳コーディネーターとして私と仕事のやり取りをしていた K さんは、ことあるごとに私を褒めてくれた。「お客さんが、『さすがプロの書く文章はきれいですね』と言ってました」「部下の A が『くにしろさんの訳文に感動した』と言ってました」などなど。多少大げさに言っていることはわかっている。でも、褒められて嫌な気分にはならない。K さんの仕事をするときは、「少なくとも K さんには喜んでもらおう」という気持ちで取り組んだ。ほかの人からの仕事よりも力を入れていたような気がする。

感謝されることや褒められることに飢えているフリーランス翻訳者によい仕事をさせようと思えば、適度に褒めることである。翻訳者とは、いや少なくとも私は、そういう単純な人種である。

携帯電話の料金

少し前の仕事で、中国の携帯電話事情に関する文書を翻訳していたときに、「へえ~」と思ったことがあった。それは、中国では、(携帯)電話代は、電話をかけたほうだけでなく、かけられた(受けた)ほうも支払わなくてはならないということだ。

私たち日本人の感覚からすれば、電話を受けた側も電話代を払わされるなんて信じられないのだが、中国ではこれが当たり前なんだそうだ。ところ変われば常識も変わるということだ。

それで、ふと思ったのだが、日本の携帯メールでは、受信側も料金を払わなければならないのだが、よく考えてみればおかしな話だ。これって、いつの間にか当たり前なってるけど、電話代と同じで、送信側だけが支払うのが公平なんじゃないの?

携帯電話の通話料金と言えば、最近「日本の携帯を高くしている真犯人は」という記事を読んで、これまた「へえ~」と思った。まったく逆のイメージを持っていた。思い込みはよくないね。

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