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「メリ」の時間と「ハリ」の時間

がんばるべき時にはしっかりがんばり、休むべき時にはしっかり休む。物事の強弱などをはっきりさせることをメリハリを付けると言うが、どっちが「メリ」で、どっちが「ハリ」なんだろうか?ふとこんな疑問が沸いてきたので調べてみた。

「メリハリ」は「減り張り」と書き、語源は邦楽用語の「メリカリ」らしい(低い音がメリ(減り)、高い音がカリ(上がり・甲)とのこと)。字からも推測できるように、メリが緩めること、ハリが張ることである。

以前の私は、仕事を午前の部、午後の部、夜の部の 3 回に分けてやっていたのだが、何となくだらだらと 1 日中仕事をしているような感じがしていた。寝る前に仕事をすると、気持の高ぶりを静めるのに時間がかかるため、寝つきも悪くなる。そこで、メリハリを付けるために、ここ数年は原則として昼間のうちに仕事を終わらせ、夜はなるべく仕事をしないようにしている。つまり、昼間を「ハリ」の時間、夜を「メリ」の時間にしている。

最近の私の「メリ」の時間の最大の楽しみは野球中継。野球の時間に合わせてスケジュールを組んでいるといっても過言ではない。ところが、楽しみで見ているはずなのに、応援しているチームがピンチになると怖くて画面を凝視できない。エラーをすると腹が立ってカッカする。サヨナラ負けでもしようものなら、しばらくは気分が悪い。チャンスになればなったで、祈るような気持ちになる。「娯楽なんやからもっと気楽に見たら」と言う妻に、「おれは普通の人みたいに遊びで見てるんやない」などと意味不明なことばを返してしまう。「メリ」の時間を楽しんでいるはずなのに、こんなにテンションを上げていたら「メリ」にはならない。

私にとって、「メリ」の時間の最大の敵は野球中継。そして目下のところ、「ハリ」の時間の最大の敵はツイッター。ついつい気になってタイムラインを見てしまう。結局のところメリハリを付けられていないのか。メリハリを付けるのって本当に難しい。

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