年またぎの仕事と一升庵の大女将
今年は、フリーランスの翻訳業を開始して 11 年目になる。フリーランスの翻訳者にとって(少なくとも私にとっては)、仕事がない状態でゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休を迎えることは避けたいものである。小さい仕事でもかまわないから、仕事を抱えた状態で新年を迎えないと不安になる。幸いにも過去 10 年間、仕事の大きい小さいは別にして、必ず仕事を抱えた状態で年末年始の連休を迎えられた。
11 年目の今年は、翻訳業界も不況の影響を受けて、私自身の稼働日数も過去最低となった。そんな状況なので、今年こそは年またぎの仕事はなしかもと覚悟していたのだが、ありがたいことに比較的大きな年またぎの仕事が入ってきた。ありがたやありがたや。「終わりよければすべてよし」としとこう。
そんな年末を迎えた昨晩、妻の家族と池田の中華料理の青冥で忘年会を開催。久しぶりにうまい中華を腹いっぱいに食べて、大満足の食事会だったのだが、その席であるドラマの話になった。「蒼井優が料理屋の女将役をやっていたドラマ」がとってもおもしろかったという話題で盛り上がったのだが、ドラマのタイトルと舞台となった料理屋の名前がなかなか出てこない。考えても考えても出てこないので、すごく気持ちが悪かったのだが、突然頭に「一升庵」という文字が浮かんだときは、なんとも言えないすっきり感があった。
蒼井優のお母さん役(大女将)が誰だったかについても話題になった。吉行和子や三田佳子などの名前が挙がったが、いずれも「そうそう!」という感じにならない。気になったことは、最後まであきらめずに思い出す努力をするとボケ防止にいいらしいので、必死になって思い出そうとしたが、どうしてもわからない。
帰ってネットで調べたら、由紀さゆりだと判明。「あ~すっきりした」と言いたいところだが、「そうだったかな?」という感じ。食べすぎでちょっと消化不良だったせい?
ちなみにドラマのタイトルは『おせん』でやんす。とってもおもしろかったので、是非続編を作ってほしい。
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