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音楽に関連する雑談


『世界に一つだけの花』に突っ込みを入れてみる

スマップの『世界に一つだけの花』について書いてみる。槇原敬之の作詞作曲による大ヒット曲だ。初めて聴いたとき、相田みつをっぽくていい歌詞だなあと思ったのだが、じっくり聴くと、理論的におかしな歌詞なのである。

この歌では、花と人間を比べている。花はお互いを比べることなく、それぞれが誇らしげに胸を張っている。それに対して、人間はお互いを比べていちばんになりたがる。もともと only one の存在なんだから、花のように胸を張って生きよう。だいたいこんな趣旨だ。

とってもいいメッセージだし、そのとおりだと思う。しかし、この歌詞、花と人間の比べ方がおかしい。『世界に一つだけの花』はこんな歌詞で始まる。

花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた
人それぞれ 好みはあるけれど どれもみんな きれいだね

ここで言う、いろんな花とは、薔薇だとかスミレだとかパンジーだとか、花の種類のことを言っているのであって、個々の花のことを指しているのではない。つまり、「薔薇には薔薇の美しさがあり、菊には菊の美しさがある。だから、薔薇と菊を比較することはできない。どっちもきれいだ」と言っている。

人間にたとえるなら、「地球上には、いろんな人種や民族が住んでる。人によって好みはあるだろうが、どの人種も民族もすてきだね」ということになる。

つまり、『世界に一つだけの花』のおかしいところは、花の場合は種類について、そして人間の場合はについて言っているところである。個々の人間が only one だと言うのであれば、花も個について言わないといけない。「同じ種類の薔薇でも、色鮮やかで人目を引くものもあれば、しおれて枯れかけのものもある。でも、どれもきれいだね」と言わないといけない。

屁理屈はこれくらいにしといたほうがいいかな。いろいろ突っ込んだが、本当はこの曲とっても好きなんです。槇原敬之は独特の世界観を持っていて、彼の歌う『世界に一つだけの花』はぐぐっときて、かなりいいと思う。

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白いたいやきと『およげ!たいやきくん』

たいやき本舗藤家川西店川西に「白いたいやき」のたいやき本舗藤家ができたことはずいぶん前から知っていたが、なかなか買う機会がなかった。今日藤家の前を通りがかったので、念願の白いたいやきを買ってみた。

値段は 1 個 140 円。ちょっと高いような気もするが、こんなもの?普段たいやきなんて買わないから相場がわからない。

味は、茶色いたいやきと違って、皮がもちもちしていてなかな美味である。くせになりそうな味だ。今回はオーソドックスな黒あんを買ったが、ほかにも白あん、カスタード、チョコレートがあるみたいだ。このもちもちの皮なら、カスタードなんかもうまいかもね。

たいやき本舗藤家の白いたいやきたいやきと言えば『およげ!たいやきくん』を思い出す。「毎日毎日ぼくらは鉄板の上で焼かれていやになっちゃうよ」という歌詞で始まる 1975 年に爆発的にヒットした曲だ。

「毎日焼かれていやになっちゃう」とかぼやいてるけど、そもそも君たちは焼かれて初めてたいやきになるのであって、焼かれなかったらただの粉なんだよ。焼かれてこそたいやきとして存在できるんだから、いやになるもくそもないのだ!などと突っ込んでみる(笑)。

参考・参照サイト


川西情報をチェックするなら → ブログ村 川西情報

ビートルズ全曲バイブル・・・ 欲しい!

今朝の「とくダネ!」で『ビートルズ全曲バイブル』(日経 BP 社)という本を紹介していた。番組によると、公式に録音された全 213 曲を詳細に解説した本で、マニアが泣いて喜びそうな内容みたいだ。

見るからに高そうな本だったけど、2,000 円くらいなら買おうと思って早速チェックしてみたら(>> 『ザ・ビートルズ全曲バイブル』@日経 BP)、5,800 円もする。まあ、この内容なら 2,000 円じゃ買えるわけないか。

ちょっと高いけど、どうしても欲しくなってきた。こんなマニア心をくすぐるようなもの出すなよなあ。

482226341Xザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド
日経エンタテインメント!
日経BP社 2009-12-03

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あのころは間とは知らないで~♪

今日久しぶりにラジオで、ガロの『学生街の喫茶店』を聞いた。1972 年にヒットした歌だ。

「君とよくこの店に来たものさ」で始まるこの歌の途中に、「あのころはとは知らないで」という歌詞があった。当時、変な歌詞だなと思っていた。

それが、正しくは「あのころは愛だとは知らないで」だと知ったのは、20 年以上も経ってからだったと思う。正しい歌詞を知ってからは、なんでそんな変な勘違いをしていたのかわからないけど。

それから、キャンディーズの『やさしい悪魔』に次のような歌詞がある。

My sweet little devil

私はこれを「もうすぐデビュー」だと思っていた。もうすぐ歌手でビューする女の子の歌だと思っていたのだ。まさか、英語だったとはね。

それと、「京都大原三千院」を「京都、大原さん全員」だと思っていたと言ってた人もいたな。人によって、勘違いするところが違うからおもしろい。

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ポール・ポッツに感動

昨晩、『奇跡体験!アンビリーバボー』でオペラ歌手ポール・ポッツのサクセスストーリーを見て感動した。ストーリーの内容は次のとおり。

家が貧しかったポール・ポッツは中学時代、同級生にからかわれたり陰湿ないじめの標的にされたりしていた。そんなポールの唯一の心の支えは歌だった。彼は街で一番の聖歌隊に入隊し、歌を歌っている間だけ辛い現実を忘れられた。そして、いつかは満員のオペラハウスで歌いたいという夢を抱いていた。だがそんな夢もまた「その顔でオペラ歌手になるの??」と同級生に笑われたりしていた。

大学卒業後、ポールはスーパーマーケットに就職したが、歌に対する情熱は変わらなかった。アマチュアのオペラ劇団に入団しずっと歌い続けていた。やがて、ある女性と知り合い結婚。ある日、ポールは出勤中に事故に遭い仕事を失った。心機一転、携帯電話の販売店に就職したが、家計が苦しかったためアマチュアのオペラ劇団も退団し、オペラへの思いを封印した。

歌をやめて 4 年が過ぎたころ、イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」の地方予選大会の募集広告をネットで見つけた。書類審査を通れば、予選会場のミレニアムホールで歌うことができる。少年時代から憧れていた本物のオペラハウスで歌うことができたら夢を諦めることができる。そう考えてポールはオーディションに応募した。

しばらくして、書類審査に通ったという通知がポールに届いた。ポールは、これをラストチャンスに、ダメなら歌をきっぱり諦めると心に誓って予選に出場する。

審査員は、音楽プロデューサーのサイモン、女優のアマンダ、新聞編集者出身のピアースの 3人。パフォーマンスの途中でひとりでも X のブザーを押すとその時点で終了。たとえ、最後まで X が出されずにパフォーマンスが終了しても、ほとんどの人は合格できない。不合格の場合には、辛らつなコメントを浴びせられ、観客の前で笑いものにされる。

審査員のひとりに「何を見せてくれるの」と聞かれ、ポールは「オペラを歌う」と答える。審査員のだれもが期待していない様子だ。だがポールが歌い始めると・・・

そのあとの様子は、そのときの実際の動画をどうぞ。>> YouTube で動画を見る

私はオペラのことをよく知らないし、ちゃんと聞いたこともない。でも、ポールの歌には感動して、鳥肌が立った。ことばが理解できなくても、意味がわからなくても、本当にすばらしいものは、時空を超えて人々の心に届くってことを証明する好例だ。本当によいものが見られてラッキーだった。

このあとポールは、準決勝、決勝も勝ち抜き、見事優勝を収める(準決勝と決勝の動画はこちら)。そして、CD デビューも果たした。アルバム『ONE CHANCE』は、全英チャートで3周連続1位を獲得し、全世界で 300 万枚売れているそうだ。

ONE CHANCE を TSUTAYA でレンタルしたいけど、昨日アンビリーバボーでやったばかりだから、全部貸し出し中になってるかもね。

B000WE65ZIワン・チャンス
ポール・ポッツ
BMG JAPAN 2007-11-21

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日曜の昼下がりは小野リサ

フリーランスの翻訳者に曜日は関係ない。日曜日が休みじゃない生活をするようになってもう 10 年になる。

私の場合、日曜日でも仕事をしていることが多く、開放された感じやゆったりした感じがあるわけではないのだが、それでも平日とは何かが違う。どこが違うんだろ。空気が違うのかな。まあ、平日と日曜日で空気の成分が違うなんてことはありえないけど。

日曜の昼下がりといえば、コーヒーよりもレモンティーが似合うような気がする。そして、日曜の昼下がりの空気にしっくりと溶け込む音楽といえば、小野リサ。ということで、今日の午後の BGM は小野リサの Pretty WorldDREAM。久しぶりに聴いたけど、小野リサはやっぱりいい。

Pretty WorldPretty World
レオン・ラッセル 小野リサ

EMIミュージック・ジャパン 2000-07-05
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ジェロは低迷する演歌界の救世主になれるのか

デビュー曲の『海雪』がいきなりオリコンチャート4位に入り、話題を集めている黒人演歌歌手ジェロ(詳細は、日本の演歌界に黒船襲来を参照)を昨日「うたばん」ではじめて見た。いやあ、うまいね。あの風貌で日本人顔負けの演歌を歌い、日本語もペラペラ。そのギャップがいいんだろうね。話題にもなるのもうなづける。しばらくジェロブームは(特に関西で)続くと思うけど、だからと言ってこれが演歌ブームにつながることはないと思う。

若いころ、自分も年をとったら演歌が好きになるんだろうかと思ったことがあったが、40代になっても特に演歌が好きになることはなかった。10 年後、20 年後も演歌が好きになっているとは思えない。このまま演歌は衰退していくのか。

演歌だとか、ポップスだとか、音楽をジャンル分けすることは本当はナンセンスなことなのかもしれない。ジャンルに関係なくいいものはいい。演歌と言われるジャンルで私が唯一好きな曲は、松村和子の『帰って来いよ』。これは名曲だと思う。

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デジタルはアナログに負けることもある

こだわり親父の何でも厳選してみようで、クイーンのボヘミアンラプソディを発見。Kodaken さんの言うとおり、クイーンの音楽は今聞いても古くささを感じない。いいものは、時代が変わっても色あせない。

『ボヘミアンラプソディ』を聴いていたらクイーンのほかの曲も聴きたくなってきた。『ボヘミアンラプソディ』以外では『バイシクルレース』もいい。数年前に CD-R に焼いたクイーンのベストアルバムを探し出して、CDプレーヤーにセットした。気持ちよく聴いていたら、途中で再生が停止される。何回再生ボタンを押しても、ある箇所に来ると、うんともすんとも言わなくなる。

実を言うと、CD-R が再生できなくなったのはこれがはじめてではない。CD-R というは、半永久的に音楽を保存しておけるものだと勘違いしていたのだが、最新資格情報・実務情報 blog の『CD-RやDVD-Rの寿命ってどのくらい?』によると、「平均寿命はCD-Rで 2 年前後以下」とのこと。がび~ん。これまで CD-R に焼いた CD はおそらく 200 枚以上。最終的には全部聴けなくなるということか。

これに対して、学生時代にカセットテープに録音した音楽は、音質は劣化しているものの、今でもちゃんと聴ける。少なくとも、CD-R のようにまったく読み込めず停止してしまうことはない。デジタルメディアの場合、データが読み取れる間は、アナログとは比べものにならないほど音質がよいのだが、いったん読み取れなくなるとまったくの役立たずになる。コンピュータと同じで 0 か 1 の世界だ。

しかし、アナログの場合は、保存状態がよければ20年経っても音が消えることはない。10 年後、20年後も聴きたいものは、アナログメディアに録音しておけということか。まあ、クイーンのアルバムは CD-R に焼くなどというけちくさいことをせずに、製品版を買う価値がある CD だとは思うが。

Greatest Hits, Vols. 1 & 2Greatest Hits, Vols. 1 & 2
Queen

Hollywood Records 1995-11-14
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