Diary 9246 :: That's 談 top > 社会 > カフェオレ様

カフェオレ様

 今朝の『とくダネ!』で「カフェオレ様」を紹介していた。何のことかと思って観ていたら、居酒屋で酒を飲むよりもカフェでスイーツを食べるほうが好きな男性のことを「カフェオレ様」と呼ぶらしい。草食系男子との違いは、女性に積極的にアタックし、食事代なども気前よく奢ってくれるところだとか。つまり、男らしさと女性的な要素の両方を備えた男性を指すとのこと。検索してみたら、あらちゃんのこんなツイートを発見。

 草食系男子の次は「カフェオレ様」か。うまいこと名付けるねえ。こういう名称はいったい誰が考えるんだろう。私は、カフェでスイーツよりは居酒屋やバーで酒というタイプなのだが、家では甘いものも食べるし、スイーツもまあまあ好きなほうだと思う。しかるべき時は、食事代なども気前よく奢るほうなので、強いて言えば「ときどき家カフェオレ様」か。

 「気前よく奢る」で、ある知人女性の話を思い出した。その女性は 30 代半ばで、真剣に結婚相手を探しており、出会い系サイトで知り合った 30 代後半の男性とデートをすることになった(真剣に結婚相手を探している普通のまじめな女性が出会い系サイトというものを利用していることに驚いたのだが、話の本筋とは関係ないので、この話を広げるのは止めておく)。初デートでは、大衆的な料金の居酒屋に行ったらしいのだが、そこの支払いを割り勘にされたのだそうだ。顔もまずまずで、感じもよくて、フィーリングも合う人だったが、この点だけが不満だったらしい。

 30 代後半ということは、私よりもひとまわり若いだけだ。今時の若者と呼べる年代でもない。私が若い頃は、女性と食事に行ったら、たとえそれが彼女でなくても、付き合おうという気持ちがなくても、好みの女性でなくても、男が出すのが当たり前という風潮があったと思う。少なくとも私は、女性に払わせることは男として恥ずかしいことだと思っていたので、お金を借りてでも自分が出すようにしていた。そういう考え方はもう時代遅れなんだろうか。

 「奢る」でもう 1 つ思い出したのが、サラリーマン時代の出来事。中途入社の S さんという男性が入社してしばらく経った頃、日ごろいろいろお世話になっているお礼にお茶を奢らせてくれと私を含む 3 人に申し出たことがあった。ただし「奢るのは 250 円まで。それ以上のを飲みたい人は、差額は自分で払ってください」という条件が付いていた。その店の飲み物は、いちばん安いものが 250 円、高いものでも 400 円くらいだったと思う。別にこちらはどうしても奢ってもらいたいわけではない。たかだか 150 円の差額を払うことが気になるのなら、奢るなどと言い出さなければいいと思うのだが。

 割り勘にするときも、1 円の位まできっちり割りたがるのは女性が多いことを考えると、250 円までという条件を付ける S さんはお金に関しては女性的なのかもしれない。当時、S さんは私よりも 5 つくらい年上だったので、割り勘好きは今の若者に特定の現象ではないのかも。






trackbacks

当サイトでは、当該記事への言及リンクのないトラックバックは受け付けていません。 この記事にトラックバックをする場合は、トラックバック元の記事に当記事へのリンクを貼ってください。

trackbackURL:

comments

comment form

(Diary 9246 :: That's 談 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)