大リーグボールの謎
星一家が登場する au の CM がなかなかおもしろい。剛力ちゃんにもて遊ばれる真面目な星親子を見ていると、なんだか可哀想になってくる。最新のチアリーダー編では、星明子がチアリーダーとして登場しているが、「おいおい、星明子はそんなキャラとちゃうやろ~」と突っ込んだりしている。今気になっているのは、剛力ちゃんと花形の関係。飛雄馬をもて遊んだ剛力ちゃんの今度のターゲットは花形?今後、伴忠太や左門豊作なんかも登場するんだろうか。このあとの展開が楽しみだ。
au の CM に登場する星一家と花形は『巨人の星』のキャラである。『巨人の星』といえば、スポ根アニメの走り。1968 年~ 1971 年の 3 年半に渡って放送されたものである。当時小学生だった私も夢中になって観ていた。
この『巨人の星』が、今年の初めから CS 日テレ G+ で放送されており、40 年ぶりに懐かしく観ている。『巨人の星』と言えば大リーグボール。かねてから、「大リーグボール」とは何ぞやと疑問を持っていたのだが、ようやくその謎が解けた。一昨日の放送で、飛雄馬はついに大リーグボール 1 号を完成させたのだが、大リーグボールとは、要するに「変化球」という意味らしい。金田投手が、「現在日本人の投手が投げている変化球は、どれもこれも大リーガーが発明したもの。これは日本人の手による初めての変化球。大リーグボール 1 号や」みたいな台詞を言うシーンがあり、妙に納得してしまった。
妻は「なんで、王さんや長嶋さんみたいな実在する人と、飛雄馬みたいな架空の人間が一緒に出とるん?変なの」と言うが、当時の野球選手や監督が多数登場するのも、『巨人の星』を観る楽しみの 1 つである。ところで、日本人が発明した変化球っていまだに 1 つもないんだろうか。もしあるとすれば、真の大リーグボール 1 号ってどんなボール?
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