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土の表面が乾いたら

シモツケ草(右)とワイヤープランツ(左) 植物の育て方に関する説明を読んでいると、「土の表面が乾いたらたっぷり水を与える」と書かれていることが多い。「土が乾燥する前に水を与えると根腐れする」という注意書きもよく見かける。

 ところが、園芸の才能がまったくない私には、「土の表面が乾いたら」という感覚がよくわからない。根腐れが怖くて、ついつい水を与えるのを躊躇してしまう。今年の初め、私の中で園芸がちょっとしたブームになったのだが、ヘデラ、葉牡丹、テーブル椰子など数々の植物を枯らせてしまった。原因はおそらく乾燥させ過ぎたことだと思われる。「まだまだ土の表面は完全に乾いてない。もっと乾燥してから」。そんな風に思っているうちにきっと手遅れになったのだろう。

 今度こそはと思って最近購入したのが、写真のシモツケ草(右)とワイヤープランツ(左)。シモツケ草はもう 1 か月ほどになるが、今のところ枯れそうな感じもなく元気に育っている。こいつのいいところは、水が不足してくると急にしおれてくるところだ。元気がないのがはっきわかる。水を与えて 1 時間もすると頭をもたげてイキイキしてくる。わかりやすくて、かわいい奴だ。

 ワイヤープランツは 2 週間ほど前に購入。ネットで調べたら、丈夫で育てやすいとのことだったので、わが家に来てもらうことにした。新芽も次から次へと出てくるので、こちらもすくすく育っているようである。

 私が心配しているのは、これから冬に向けての水やり。どちらも、「冬季は乾燥気味に育てること」となっている。う~む。環境によって水やりの頻度は異なるため、具体的に「○日に 1 回」などとは書けないんだろうが、「土が乾燥したら」にすら上手く対応できない私が、果たして「乾燥気味に」などというさらに難しい要求に対応できるだろうか。どちらも夏には花を咲かせるそうなので、無事越冬させて来年の夏には是非花が咲くのを見てみたいんだけどなあ。 






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comments

確かに「水やり3年」という言葉があるように水やりは植物によっても違いますし簡単なことではありませんね。
うちも鉢植えのランタナがすぐに水切れをおこし葉がチリチリになって慌てて水やりをすると1時間もしないうちに元通りにシャキとなっているのを見ると可愛くなります。
ある程度水やりを控えないと根が楽をすることを覚えてしまって根をはらずになるそうです。そういう意味では多少の逆境を与えないと植物は成長しないということになります。ひょっとしてこれは人間にも当てはまるのかなと思うこの頃です。

  • Teruo
  • 2011年10月28日 11:22

Teruo さん、コメントありがとうございます。「水やり 3 年」ということばは知りませんでした。果物などで、水をわざと与えないようにすると甘くなるという話を聞いたことがあります。私の園芸熱がいつまで続くかはわかりませんが、いろいろな植物に挑戦していきたいと思います。また、いつか園芸ネタアップします。

  • くにしろ Author Profile Page
  • 2011年10月29日 02:01

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