宝くじ高額当選者の思い
久しぶりにロト 6 を購入。当たりっこないとは思いつつ、「もしかして」という淡い夢を抱いてついつい買ってしまう。
宝くじの高額当選者の多くが、数年以内に当選金を使い果たしたり、破産したりしていて、結局は不幸な結果を招いていることが多い。だから、宝くじなんかは当たらないほうが本当はいいのかもしれない。こんな内容のことを妻に話したところ、「私なら、当たったことを絶対誰にも言わない。派手な生活なんか絶対にしないし、今よりも少しだけ贅沢できたら十分。仕事はやめるかもしれないけど、今までどおり地道に生活できる自信があるから、絶対に破産なんかしない」と反論。
妻は、大金を手にしたら、そういう地味な生活を送るということが最もできそうにないタイプだと思うのだが、何も言わないでおいた。そういうことが本当にできるのは妻でなく私だと思う。
破産してしまった高額当選者の多くも、大金を手にする前はきっと私たちと同じように考えていただろう。でも、破産後は、こんなことになるなら当たらなかったほうがよかったと思っているんだろうか。それとも、今度当たったら失敗の経験を生かして、上手にお金を遣う自信があるから、もう 1 回当たれと思っているんだろうか。
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