マニア心をくすぐるデア ゴスティーニ
最近とっても気になる CM がある。デア ゴスティーニの「週刊 航空母艦赤城を作る」だ。「創刊号は 590 円」などと言われると、ますます欲しくなる。しかし、デア ゴスティーニは全部そろえると最終的にすごい金額になることは、以前の経験からわかっている。
総額 2 万円くらいなんてことはないよなあ。でも、万が一それくらいの金額だったら絶対に買おう。そんな甘い希望を抱きながら、チェックしてみると 100 号完結とのこと。総額 138,200 円だ。やっぱり、これくらいの金額になるのか。わかっていたけどがっかり。
この「週刊 航空母艦赤城を作る」に限らず、デア ゴスティーニはマニア心をくすぐるものが本当に多い。興味がない人には見向きもされないが、マニアとっては欲しくて欲しくてたまらないと思わせるような商品を次から次へと出してくる。「天体模型 太陽系をつくる 太陽・地球・月の三球儀編」も大いに私の心をそそるし、「週刊 江戸」もおもしろそうだ。
次から次へと新しい企画を打ち出すデア ゴスティーニ。果たして売れているんだろうか。最後まで買い続ける人はいるんだろうか。そんな疑問を以前から抱いていたが、デアゴスティーニのビジネスモデルに関する興味深い記事(「デアゴスティーニ商法が行動経済学的に凄すぎる」)を発見。行動経済学か。なるほどねえ。デアゴスティーニが人間の心理と行動をうまく利用したビジネスであることは理解できた。でも、だからといって、興味がある事象にそそられるという心の動きは抑制できない。
これからも、デアゴスティーニの魅力的な CM が流れるたびに、私は性懲りもなく「欲しい」と思い続けるだろう。こんな私は、典型的な「思うつぼ」人間なのかも。
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