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「西向く侍」はもう通用しない?

大の月、小の月が話題になったとき、「大の月は『いっさん、ごひち、やとう、じゅうに(1、3、5、7、8、10、12)』、小の月は『西向く侍(2、4、6、9、11)』と覚える」と学校で習ったことを妻に言ったら、そんなの習っていないと言うのだ。

大の月と小の月は、握りこぶしを作って、各指の凸と凹を数えて覚えるように習ったらしい(人指し指の凸部から順番に 1 月、2 月(人指し指と中指の間の凹部)、3 月(中指の凸部)・・・と言う具合に数えていき、小指の凸部は 2 回(7 月と 8 月)数える。凸が大の月、凹が小の月)。

ちなみに、「西向く侍」の「侍」が 11 月を表すのは、11 を漢字で書くと「士」となり、武士の「士」であるため、「さむらい」と読む。

私はこの「西向く侍」は今でも全国的に老若男女を問わず通じる、いわば日本人の常識だと思っていた。私は 1960(S35)年生まれで妻が 1965(S40)年生まれだから、たった 5 年しか違わない。この 5 年の間に教え方が変わったのか、それとももともと地域によって教え方が違ったのか、はたまたこんなことは正式に学校で習うことではなく、それぞれの先生が独自の方法で雑学的に教えていただけなのか・・・。

今日はうるう日。今年はうるう(閏)年だけど、「うるう」って何?で「うるう」について書いたが、今ひとつすっきりしなかった。でも、Yahoo 知恵袋 - うるう年の語源は何?でわかりやすい説明を発見。

閏という字には、「さしはさむ」という意味があるらしい。潤という字と似ているため、「うるおう」と読んでしまって、それが訛って「うるう」に転訛したとのこと。

これで、 4 年に一度のうるう日(にんにくの日)をすっきりと過ごせる。






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