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焼きラーメンを食す

 今年 1 年間で東海道の江戸・京都間を往復する(その距離を歩く)という目標を立ててから(エントリー「東海道五十三次ウォーキング計画」を参照)、毎日歩きたくてうずうずしている。今日は、午前中で大きな仕事が一段落ついたので、ウォーキングを兼ねて少し遠くに昼ごはんを食べに行くことにした。隣町(大阪府池田市)に何とも風情がある昔風のうどん屋がある。ちょうどよい距離なので、そこまで歩くことにした。歩くこと 30 分。江戸時代に存在していたとしても違和感がないと思われるそのうどん屋に到着すると、「定休日」の札が下がっている。せっかくここまで歩いて来たのに、がっかり。

 当てにしていた店が閉まっていると途方にくれる。川西に引き返しながら、どこで昼ごはんを食べようか考えていたら、少し前に初めて行った、昔風のお好み焼き屋「しまちゃん」が頭に思い浮かんだ。前回行ったときに、焼きラーメンが食べられることを知り、次はそれを食べようと決めていたのだ。しまちゃんは、昔ながらのおっちゃんとおばちゃんがやってる、超昔ながらのお好み焼き屋。いろんなメニューが節操なく壁にペタペタと貼られている。今風のおしゃれな店よりも、こういうごちゃごちゃっとした昔風の店のほうが好きだ。

焼ラーメン

壁に貼られた焼ラーメンのメニュー

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1 週間の断酒の成果は

 8 時 30 分に起床。いつもどおり、コーヒーとバナナの朝ごはんを食べる。9 時に仕事を開始。年末からずっと寝不足で眠い。寒いせいか、なかなかエンジンがかからない。特に話題にはなっていないが、今年の冬はここ数年ではいちばん寒いような気がする。いや、加齢によって寒さに弱くなったのかもしれない。

 12 時まで仕事をし、ウォーキングを兼ねて昼ごはんの買出しに出かける。玄関のドアを開けた瞬間、外はまるで氷の世界。「今年の寒さは記録的なもの。凍えてしまうよ。毎日ふぶきふぶき氷の世界」。井上陽水の『氷の世界』が頭の中で再生される。ラジオで、『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の公開を記念して、日清焼きそばの昭和復刻版パッケージが今日発売されると言っていたので(「チキンラーメン復刻版5食パック / 日清焼そば復刻版5食パック / 出前一丁復刻版5食パック」を参照)、それを買おうと思っていたのだが、普段利用しているスーパーでは売っていない。口がすでに日清焼きそばになっていたので、復刻版はあきらめて通常バージョンのものを買った。久しぶりの日清焼きそばがうまかった。

 昼ごはんを食べたあと、仕事を再開しようとしたが、足があまりにも冷たい。「そうだ。足湯をしよう」。湯を沸かしバケツに入れてみた。残念ながら、バケツが小さすぎて片足すら入らない。それでも、片足ずつむりやり 5 分ほど湯に浸してみたが、とてもではないが仕事をできる状態ではない。

 そのあと 6 時までしっかり仕事をする。今日の労働時間は 7 時間。最近の中では割と集中できたと思う。今夜は妻が外で食べてくるとのこと。晩ごはんの買出しに外に出る。買出しのついでに、西友で足湯専用のバケツを探してみたが、「そんなものはない」と店員に言われた。がっかり。

 昨日で、断酒を始めてちょうど 1 週間が経った。当初の目標はとりあえず達成できた。しかし、1 週間の断酒の成果は、わずか体重 0.6 kg 減。少なくとも、1.5 kg ぐらいは減ることを期待していたのに・・・・・・。この効果は、おそらく時間差でやってくる。そう信じることにしよう。1 週間の断酒と最近の自分の仕事っぷりに対する褒美として、今夜はビールとハイボールを自分の身体に与えることにした。

 ビールのあてと言えば、私の中ではやっぱり餃子がナンバーワン。スーパーで、餃子と唐揚げとポテトサラダを買う。久しぶりのハイカロリーセットでアルコールを身体に入れる。1 週間ぶりのビール(厳密に言うと発泡酒だが)が身体に染み入る。うまい。ビールがこんなにうまかったとは。空腹が最高のご馳走というが、断酒は最高の酒の肴である。1 週間の断酒の成果は、そのことがわかったことかもしれない。

ビールと餃子と唐揚げとポテトサラダ

1 週間の断酒をしたあとのビールセット

東海道五十三次ウォーキング計画

 年を取ると体重を落とすのが大変になる。若い頃は、少し節制すれば簡単に体重が落ちていたのに、最近は簡単に体重が落ちてくれない。昨年は 8 キロ体重を落とすことに挑戦したのだが、結局は 4 キロしか落とせなかった。それでも、年末までは何とか 4 キロ減の状態(65 キロ)を維持できていた。

 それが、年末年始のわずか 2 週間で 2 キロも増えてしまったのだ。確かに普段よりは多少多く飲み食いをしたが、それほど暴飲暴食をしたわけではない。体重を落とすのは大変だけど、その逆はいとも簡単だ。大切なことは、ここで「こんなにがんばっているのにバカらしい。もうがんばるのはやめた」とやけくそにならないことだ。まずは、昨年末の体重 65 キロに戻して、それからゆっくり 1 年かけてさらに 4 キロ落とすことにする。

 一昨日から開始したのが 1 週間の断酒。昨日でようやく 2 日目。あと 5 日間絶対に飲まないぞ。それから、年末年始の間サボっていた筋トレも一昨日から再開した。おかけで昨日から腹筋が痛い。1 月 4 日からウォーキングも再開した。私のウォーキングは、昼ごはんを兼ねて行う事が多い。昼ごはんを食べに外に出かけた際に、ちょっと遠回りして帰るのだ。

 今日は残りえびす。せっかく徒歩圏内にえべっさんがあるので、昼ごはんのついでにウォーキングを兼ねてお隣の大阪府池田市の池田えびす(呉服神社)まで足を伸ばすことにした。関西に長年住んでいるが、えべっさんにお参りに行くのはおそらく 2 回目か 3 回目だ。えべっさんと言えば、笹が付き物なのだが、笹は安いものでも 5,000 円もしたので、ちょっと(いやかなり)けちって、厄除わらじなるものを買った。「足腰が強くなる」らしいので、ちょうどよい。

 ウォーキングは 10 年くらい前からやっているのだが、なかなか長続きしない。1 ~ 2 カ月は何とか続くのだが、1 年続けるのは大変だ。きっと、これといった目標もなく、適当な時間(30 分 ~ 1 時間)歩くだけなので、おもしろくないからだろう。昨日、そんなことをぼんやり考えていたら、突然壮大な計画(それほど大げさなものではないが)を思いついた。

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安いやつほどよく育つ

 つくづく私には園芸の才能がないと思う。昨年 10 月 22 日のエントリー「土が乾いたら」に書いたときには青々としていたシモツケ草が、写真のように見るも無残な姿になってしまった。水やりには十分気を付けていたつもりなのだが、こんな風になってしまったらもう生き返ることはないだろう。

枯れてしまったシモツケ草

無残な姿になってしまったシモツケ草

 ある程度の年月、枯れずに育っているのは、新花月錦とサボテンと名前を知らない変な多肉植物である。ワイヤープランツも枯れかけたのだが、急いで水をやったらどうにか息を吹き返したようである。新花月錦は、2008 年 3 月 27 日のエントリー「何に似ているのかと思ったら・・・」で書いているので、もう 3 年も生きていることになる。左から 2 番目のは、昨年 100 円ショップで買った名前を知らない多肉植物である。もう 1 つ元気なのは、これも 100 円ショップで買ったミニサボテン。

新花月錦とサボテンとワイヤープランツ

左から順に、新花月錦、名前を知らない変な多肉植物、サボテン、ワイヤープランツ

 よく見てみると、元気なのは安いやつばかりだ。手間がかかるちょっと高級なやつは私の手には負えないのか。もう少し暖かくなったら、多肉植物ではないちょっと高いやつを買って、無事越年させてみたい。何がいいだろうか。今ちょっと目を付けているのはプミラ。

 それにしても、左から 2 番目の名前を知らない多肉植物は気持ちが悪い。最初は鉢にぴったりと収まるほどの大きさだったのに、見る見る大きくなって妖怪みたいになってきた。夜中、人間が見ていないときににょろにょろと動いているような気がしてならない。こいつの名前を知っている方がいたら、教えてください。

名前を知らない多肉植物

にょろにょろ妖怪植物(仮称)

言われて嬉しい誉めことば

 世の中には「ほめ達!」検定(ほめる達人検定)なるものがあるらしい。どのようなものなのか興味津々だ。どんな人でも誉められたら気分がよくなる。嬉しいに決まっている。だから上手に誉めることができれば人間関係やビジネスにおいて絶対にプラスになるはずである。

 ネットリサーチの「言われたら嬉しい誉めことば」に関するアンケート調査結果(第87回アンケート結果/ランキング調査による詳細結果報告【DIMSDRIVE】)で、男女別、世代別の「言われたら嬉しい誉めことば」のランキングが公表されている。男女、全世代をひっくるめた「言われたら嬉しい誉めことば」のベスト 10 は以下のとおり。

  1. 若々しい、若く見える
  2. かわいい
  3. 頑張ったな・頑張ってるな
  4. やさしい
  5. きれいだ
  6. かっこいい
  7. ありがとう
  8. さすが
  9. 気が利く
  10. すごい

 上記の誉めことば以外に、男性の場合は「頼りになる」や「頭(の回転)がいい」などが、女性の場合は「(料理が)おいしい」や「一緒にいてくれてよかった」などがランキングに入るが、「かっこいい」と「かわいい・きれい」が同義語であると考えれば、だいだいよく似た結果である。

 ネットリサーチのアンケート調査は男女別、世代別に行われているが、もし地域別の調査結果を出したら、関西では男女、世代を問わず、「おもしろい」が絶対上位にランキングすると思う。特に男の場合は、「かっこいい」ことも重要だが、「おもしろい」ことにかなりの価値を置いていると思われる。私も「おもしろい」と言われたら、悪い気はしない。

 さて、私の「言われて嬉しい誉めことば」は、残念ながらどの世代でもどの性別でもランキングされていない。もちろん、私も見た目や容姿のことを誉めらたら嬉しいが(残念ながら、誉めてくれる人はほとんどいないが)、それよりもっと嬉しいことばがある。それは、「センスがいい」である。ランキングに入っているほかの誉めことばは、客観的な評価の場合もあるが、「センスがいい」は、その人の主観がかなり入っているような気がするからだ。

 たとえば、「あなたの撮る写真はセンスがいい」は、「あなたの写真が好きだ」と同義語だと思う。「ファッションセンスがいい」と言う場合も、その人のファッションが好きだという意味である。しかも、それがいいことはわかっていても、自分には真似できないという意味も含有されているような気がする。そういう意味で、「センスがいい」と言われると、全面的に肯定されたような気がして、とても嬉しくなる。

 「センスがいい」と言ってもらえる機会はあまりないが、「ファッションセンスがいい」は若いころに何度か言われたことがある。最近は、ツイッターで「ツイートのセンスがいい」と言ってくださった方が何人かいた。くだらないことばかりつぶやいていると思っている自分としては、「ツイートのセンスがいい」とは、具体的にどういうことなのかよくわからないが、どんなことでも「センスがいい」と言われると小躍りしたくなるほど嬉しくなる。

 「センスがいい」と言われると嬉しい理由はもう 1 つある。「センスがいい」は「重要なポイントがわかっている」ということだと思うからだ。「ビジネスセンスがいい」と言えば、「ビジネスにおけるポイントがわかっている」ということである。笑いのセンスがいい人は、どのように言えば人がおもしろいと思うかを知っている人である。

 関西人は「おもしろい」ことに高い価値を置いていると書いたが、おもしろいことを言うにもセンスが要る。ただただバカなことを言っているだけではおもしろくないのだ。だから、関西では、ある意味「おもしろい」=「頭がいい」なんだと思う。ある人が、「センスっていうものはいろんなところに出る」と言っていた。つまり、ある分野でセンスがいい人は、ほかの分野でもそのセンスのよさが出るのだという。私も、これはある程度正しいと思う。すべての分野でセンスがいい人は存在しないが、ビジネスセンスに優れている人は、会話のセンスやジョークのセンスにも優れていることが多いと思う。

 「言われたら嬉しい誉めことば」のランキング 1 位は「若々しい、若く見える」(男性全体でも 1 位、女性全体では 2 位)。当然ながら、世代が上になるほどこの項目の順位は上になる。やっぱり誰しも若く見られたいんですね。私も、「年相応に若く見えるセンスがいい人」を目指して日夜がんばることにする。 

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