『家政婦のミタ』と『ラブユー東京』
昨夜は 2 つのテレビ番組を観て過ごした。1 つは『家政婦のミタ』の最終回。もう 1 つはテレビ東京系列で放映していた、1960 年代と 1970 年代のヒット曲を紹介する番組。
昨年大きな話題になった『家政婦のミタ』。再放送をやることがあったら是非観たいと思っていたのだが、今月の 12 日から日テレプラスで再放送が開始されたので、楽しく視聴していた。昨夜は録画していた最終回を観る。最初は、あまりにも現実離れした設定がちょっと漫画チックでおもしろいくらいにしか思っていなかったのだが、「承知しました」や「あります」といった台詞とともに、業務を淡々とこなすミタさんを見ているうちに、だんだんミタさん中毒になってきた。
最終回はミタさんが見せた人間らしさに少しウルウルきてしまった。希望が見えるハッピーな終わり方にほっとする。昨年世間が大騒ぎし、視聴率の記録を樹立するほどのおもしろさだとは思わなかったが、最近のドラマの中ではまあまあよくできていたと思う。このところおもしろいドラマが少ないので、1 週間に 1 つくらいは次回が待ち遠しいドラマがあればいいのにと思う。
もう 1 つの番組は、タイトルは忘れたが 1960 年~ 1979 年の各年のヒット曲トップ 5 を紹介する番組。私が生まれてから 19 歳になるまでに流行った曲ということになるので、興味津々で観ていた。その中で、これはと思った曲が 2 つあった。1966 年にヒットした黒沢明とロス・プリモスの『ラブユー東京』と 1968 年に流行ったピンキーとキラーズの『恋の季節』だ。
「七色の虹が消えてしまったの」で始まる『ラブユー東京』は、私が初めて歌詞をすべて覚え、ひとりで最初から最後まで歌いきった曲。扇子か何かをマイク代わりにし、母親の三面鏡に自分の姿を映し、歌手になった気分で悦に入っていたことを記憶している。『恋の季節』は初めてリアルタイムで経験した大ヒット曲。皆が「忘れられないの~」と歌っていた。
60 年代と 70 年代のグループ名の特徴は、実質的に 1 つのグループであるにも関わらず、「○○ と ○○」という名前を付けること。先に挙げた、黒沢明とロス・プリモスやピンキーとキラーズも然り。ほかにも、鶴岡正義と東京ロマンチカや内山田洋とクールファイブなど、数多くの「○○ と ○○」が存在した。かぐや姫も最初は南こうせつとかぐや姫だったし。当時はこういうグループ名が粋だったんでしょうね。
ほかにも懐かしい曲はいっぱいあったが、話し出したらきりがないのでこのあたりで止めておく。
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