禁煙で節約した金額は本日までで 74 万円
私が禁煙を開始したのは 2007 年 11 月 15 日。もう 3 年と 2 か月にもなる。禁煙を始めて 1 年くらいは、タバコを吸ってしまって後悔している夢をよく見たが、最近はそういう夢もまったく見なくなった。また、タバコが無性に吸いたくなることもほとんどなくなった。
最近 Twitter で、「禁煙ったー」というプログラムを発見した。禁煙を開始した日と、それまで吸っていたタバコの本数を入力すると、禁煙開始後の経過日数、禁煙によって節約した金額、禁煙によって伸びた寿命を勝手に Twitter でつぶやいてくれるプログラムだ。さっそく登録してみた。登録後最初のつぶやきがこれだ。
ただし、このプログラムは、最近禁煙を始めた人やこれから禁煙を始めようという人を対象としているため、タバコの値段を 1 箱 440 円として節約金額を算出している。したがって、3 年も前から禁煙を始めている者にとっては、正確な節約金額が算出されているとはいえない。自分は、これまでにいったいいくら節約できたんだろう。正確な金額が知りたくなったので計算してみた。
私は以前、1 日 40 本(2 箱)タバコを吸っていたので、タバコ代が値上げになった昨年の 10 月 1 日の前日(9 月 30 日)までは 1 日 600 円、それ以降は 1 日 880 円で計算してみた。
1,050 日 x 600 円 = 630,000 円
タバコ代が値上げされた 2010 年 10 月 1 日から今日まで:
124 日 x 880 円 = 109,120 円
合計: 630,000 円 + 109,120 円 = 739,120 円
およそ 74 万円か。結構な金額だ。しかし、現在自由に使えるお金が手元に 74 万円残っているかというと、そんなことはない。本当ならタバコ代に消えていたお金がほかのものに消えていったのだろう。これって、本当に節約できたことになっているんだろうか。何に消えたのかはよくわからないが、タバコ代に消えるよりましだということにしておこう。
「禁煙ったー」が算出してくれる「禁煙によって伸びた寿命」については、信憑性はあまりないと思っている。だいたい、私が禁煙を始めた理由は、健康のためというよりも、タバコに支配されたり、とんでもない金額がタバコ代に消えていったりすることがいやになったからである。
禁煙と言えば、30 年間禁煙していた浪花のモーツァルトことキダ・タロー氏が、最近また喫煙を開始したらしい。「30 年も我慢したんやからもうええやろ」みたいなことを言っていたのを聞いたような気がする。30 年も我慢してたんやから今さら吸わんでもええやろ、とも思うのだが、80 歳になってからまたタバコを吸うなんて、すごく粋なのかもしれない。
よし、私も 30 年禁煙したら、またタバコを吸ってみよう。禁煙を開始したのが 47 歳のときだったから、77 歳、喜寿の誕生日になったら喫煙を開始しよう。果たして、その年まで生きていられるか。それが問題だ。
comments
相変わらず一日40数本(2箱強)吸ってます。値上げのときに22カートン(220箱)買い占めたのですが,1月でなくなってしまったので,440円のタバコを吸い始めました(涙)。
私も当時、絶対やめられないと思っていた(やめるつもりはなかった)のですが、意外とすんなりやめることができて、自分でも驚いたくらいです(いきさつは「私はこれでたばこをやめました」)。必ずしもタバコをやめることがいいことだとは思いませんが・・・・・・。