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ライアーゲームとドライ納豆とスコップとシャベルと(2013 年 2 月のマイブーム)

 久しぶりに、マイブームシリーズのエントリーを書いてみることにした。最近のマイブームは『ライアーゲーム』とドライ納豆。依然として園芸ブームも続いている。

ライアーゲーム

 先日、日本映画専門チャンネルでやっていた『ライアーゲーム』を何となく見始めたら、はまってしまった。ストーリー展開そのものよりも、多数決ならぬ少数決だとか、天使と悪魔ゲームだとか、数学の問題を解いているようなおもしろさがあり、ついつい見入ってしまう。同チャンネルで 4 月まで「ライアーゲーム祭」なる企画をやっており、スピンオフ企画を含めて、今後の放送が楽しみだ。

ドライ納豆

 血圧をさらさらにする効果が高いと言われている納豆。高血圧対策として食べてみようとしたことがあるのだが、どうしても食べられなかった。先日妻が神戸コープでドライ納豆なるものを仕入れたようなので、恐る恐る食べてみた。手は若干臭くなるものの、これなら食べられる。いや、むしろ美味い。酒のつまみにもちょうどいい。ということで、最近毎日ドライ納豆を食べている。これで、血液サラサラ、血圧低下が実現したら嬉しい。

ドライ納豆

寄せ植え

 殺風景な部屋にちょっとした緑を置きたいと思って 2 年前の今ごろに始めた園芸。植物の数もどんどん増えて、この冬はミニ温室まで買ってしまった。もう少し温かくなったら寄せ植えに挑戦してみようと思い、100 均でプランターと園芸用「スコップ」を買ってきた。ちょっと本題から外れるが、西日本では写真の小型のものをスコップ、大型のものをシャベルと呼ぶが、東日本ではまったく逆になるらしい。数年前にそのことがちょっとした話題になってから、最近どっちがどっちなのかわからなくなってしまった。

寄せ植え用プランターとスコップ

 閑話休題。どんな花や植物をどのようにアレンジしたらいいのかさっぱりわからないが、とりあえず好みの花を適当に選んで植えてみたいと思う。完成したら、またここに載せます。

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「(笑)」について考える

飲食店のメッセージ 時代とともに多くの新しいものが生まれ、流行り、そして廃れていく。インターネット上で使われる「(笑)」もその 1 つである(最近の SNS では、「w」「ww」「www」や顔文字が「(笑い)」に取って代わりつつあり、「(笑)」は廃れつつある感はあるが)。世の中で「(笑)」が使われるようになったのは、インターネットや電子メールが普及し出したころだから 15 年ほど前か。文字だけのコミュニケーションと言えば、昔は手紙しかなかった。しかも、普段顔を合わせる友だちと手紙をやりとりすることなどなかった(せいぜい年賀状くらい)ので、「(笑)」を使う機会も必要性もなかった。

 「(笑)」はネット上だけに留まっていない。先日大阪のお初天神に行ったときのこと。ある店の入口に写真のようなメッセージが書いてあった。送りがな、漢字とかなの使い分け、括弧類の使い方などとは異なり、「(笑)」の使い方については正しい用法のガイドラインといったものは当然存在しない。どういう使い方が正しくてどういう使い方間違っているといった基準もない。各人が好きなように使用すればいい。そう断った上で、私が考える正しい「(笑)」の使い方について少し書いてみたい(あくまでも個人的見解)。

 まず写真の「(笑)」の使い方は私的には NG。「パッパラーに来るとアホになります(笑)」は大阪らしいおふざけなのだが、この「(笑)」でせっかくのジョークが台無しになっているような気がする。「(笑)」がないほうが絶対におもしろい。そもそも「(笑)」が生まれた理由は、相手の表情が見えない文字情報だけでは、その発言が本気なのか冗談なのか区別がつかないときに、「冗談ですよ」と伝えるためだと思う。「パッパラーに来るとアホになります」は冗談であることは明らかだ。内容そのものがおもしろいのだから「(笑)」は必要ない。

 おもしろいことを言おうとするときに、笑ったり、「おもしろいこと言いますよ」感を出したりする人がいるが、おもしろいことは普通の表情で、普通の口調でさり気なく言うほうがおもしろい。本人が笑ってしまうとおもしろさが半減するものだ。そういう意味では、いちばんおもしろいのは天然ボケの人の発言だ。本人におもいしろいことを言っている自覚がまったくないのだから、これほどおもしろいものはない。ただ、天然ボケも度が過ぎると、時と場合によってはイラっとするが。

 閑話休題。「(笑)」の本来の使い方は、「冗談ですよ」「怒っているわけではありませんよ」「本気じゃないですよ」と伝えるためである。したがって、そのままでは相手に誤解されるおそれがあるときに使う。たとえば、「また酔っ払ってるんですか」と文字だけで発言した場合、非難している、または嫌味を言っていると受け取られるおそれがある。そんなときに「また酔っ払ってるんですか(笑)」とすれば、ずいぶん柔らかい感じになるし、「笑いながら(冗談で)言ってますよ」と伝えられる。発言内容がまじめなときやきつく響きそうな時こそが「(笑)」の出番だ。

 ただ、「(笑)」を付けたからといって、相手に絶対に不快感を与えないという保証はないので、極力使わないように心がけている。最近よく使われる「w」(「ww」「www」)は、「笑」の頭文字らしいが(私は What a wonderful world の頭字語だと思っていた)、これもあまり多用しないように注意している。本当は、「(笑)」も「w」も使わずに冗談を言っていることがわかるような書き方をするのがいちばんいいと思う。

阿み彦のしゅうまいと空母赤城で心はハッピー

 8:30 起床。昨晩泡盛を飲んだせいか久しぶりにぐっすり寝た。妻はすでに出かけているようである。何とかいうミュージカルを日帰りで東京に観に行ったのだ。強風で飛行機が欠航になるとか条件付きで飛ぶとかで昨晩は大騒ぎしていた。

  9:30 仕事開始。空はどんよりしている。ベランダに出ると木々の葉が濡れているので雨が降っていたようだ。しばらくすると日が差し始め、2 月とは思えないような暖かい日になる。11:30、無事東京に着いたと妻からメールがある。12 時までのんびりと仕事を続ける。

 12:30 ごろ大阪方面行きの電車に乗る。昼間に大阪に行くことなんてめったにないので、ついでに梅田近辺でランチを食べることにする。お目当ては、お初天神阿み彦のしゅうまいだ。お初天神はサラリーマン時代に夜な夜な遊んでいた場所。以前何度か行ったことがある阿み彦のしゅうまいを久しぶりに食べたくなり、用を済ませて一目散にお初天神に向かった。

 しゅうまいとワンタンスープがセットなったランチを注文。阿み彦のしゅうまいはちょっと変わっている。しゅうまいと餃子の中間のような感じだ。軽く焦げ目が付いていて、香ばしくて美味しい。その風変わりなしゅうまいももちろん美味いのだが、それにも優るとも劣らないのが白いワンタンスープ。独特の味がする。サラリーマンをやめてからは一度も来たことがなかったので、15 年以上ぶりだ。いや 20 年ぶりくらいかもしれない。腹一杯になった。

阿み彦のしゅうまいランチ

 14:30 川西に帰還。まっしぐらに紀伊国屋書店に向かう。昨日買おうかどうしようか迷って結局買わなかったあるものを買うためである。あるものとは、「世界の軍艦コレクション 2 空母赤城」である。エントリー「トラ・トラ・トラ! - 童心には帰れなかった」で書いたように、もうプラモデルを作るのは無理なのだが、「世界の軍艦シリーズ」には、完成した模型が付いているので組み立てる必要はない。念願の赤城を手に入れてハッピーな気分になる。

世界の軍艦コレクション(空母赤城)空母赤城の 1:1100 スケールモデル

 18:30。妻が東京から帰る。誰それの歌がよかっただの、誰それのダンスがすごかっただのとまくし立てられる。「ふんふん」としっかり聴いているふりをしておいた。本日のノルマを達成すべく、19:30 まで必死のパッチで仕事。食後、土産の草加せんべいをあてに泡盛を飲む。2 月とは思えないほど異常に暑い晩冬の 1 日の出来事でした。


世界の軍艦コレクション 2013年 2/19号 [分冊百科]世界の軍艦コレクション 2013年 2/19号 [分冊百科]

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逆上がりができない

 普段歩いている散歩コースには鉄棒がある公園があり、時々そこで斜め懸垂をしている。最近は 10 回くらいなら難なくできるようになったのだが、先日ふとしたきっかけで久しぶりに逆上がりをやってみたくなった。最後に逆上がりをしたのはいつだっただろうか。おそらく小学生の時にやったのが最後のような気がする。

 子どものころ逆上がりは得意だった。難なくできた。あれは腕力だとか体力ではなくて、ちょっとしたコツさえわかっていれば簡単にできるものだったように記憶している。最後にやったのが小学生の時だとすると、およそ 40 年ぶりということになる。しかし、自転車と同様、いくら長い間やってなくても身体がそのコツを覚えているはずだ。絶対にできる。そう思って挑戦してみたところ、まったくできない。惜しいというレベルにもほど遠い。

 順手でできなかったので逆手でも試してみたが、結果は同じ。自信があったのでちょっとショックだった。これもも老化現象の 1 つなんだろうか。昔できていたことができなくなるのは悲しいことである。果たして、逆上がりのコツを思い出すことはできるんだろうか。明日から特訓だ。3 月末までに絶対にできるようになってやるぞ。そんな小さな決意をした今日の散歩でした。

 昨年の 12 月 26 日に始めた奥の細道ウォーキングの累積歩行距離がようやく 100 km を超えた。現在位置は室の八島(栃木県)の辺り。ようやく総距離の 21 分の 1 を歩いたことになる。先はまだまだ長い。


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奥の細道ウォーキング計画の記録

中近両用眼鏡を作りました

 手をいっぱいに伸ばして本を読んでいる私に対して妻が言う。
「それは冗談でやってんの?」
悲しいが決して冗談などではない。
「ここまで離さんと見えんのや。そのうちマジックハンドが要るようになるかもしれん」

 老眼が始まっていることを認識したのは 42 歳の時だ。そのことを知った時は本当にショックだった。体力の衰えなど、いろんな面で老化を感じることはあるが、老眼はいかにも老人になったような気がして悲しくなる。子どものころ、手をいっぱいに伸ばして字を読む年寄りを見て、なんでこんな字が見えないのだろうと不思議に思っていたのだが、まさに自分がその状態になったのである。近眼は老眼になりにくいというのはまったくのデマだった。

 あれから 10 年になる。老眼はますます進行し、最近では日常生活にも支障をきたしだした。たとえば、食事のときに目の前の食べ物が何なのかわからないことがあったりする。そろそろ遠近両用を作らないと思いながら 3 年ほど過ぎてしまった。最近では、携帯で写真を撮るときでも(近視用)眼鏡を外さないと画面が見えないようになったので、ついに中近両用を作ることにした。

 1 週間前に作った中近両用眼鏡ができたとの連絡があったので受け取りに行く。本当は上岡龍太郎氏がかけていたようなフルリムの透明のセルフレームが欲しかったのだが、なかったのでリムレスのセルフレームにした。元眼鏡屋(眼鏡フレームとサングラスのメーカー兼商社勤務)としては、フレームに金を出すことはバカらしいのだが、手持ちのフレームを持参して「レンズだけ入れてくれ」などと言う客はもっとも嫌な客であろうことは容易に想像できるので、そういうことをするのはやめておいた。

中近両用メガネ

 中近両用というだけあって遠くはやはり見えにくい。しかし、PC の画面を見ながらメモを取ったり、メモを見ながら PC 画面に入力したりといった作業がずいぶん容易にできるようになった。テレビ画面を見ながら近くの小さい文字も見えるようなった。何よりも嬉しいのは、眼鏡をかけたまま読書ができることだ。今日から眼鏡は完全に老人仕様だが、心はまだまだ老人仕様にはなりたくない。

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