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酵素ドリンク完成

 2週間ほど前、妻が酵素ドリンクなるものを作り始めた。野菜や果物を細かく切って、てん菜糖を加えて発酵を待つだけ。ぬか床のように、1 日 1 回手でかき混ぜる。酵素を摂取することによって、免疫力が高まる、代謝がよくなる、血液がサラサラになるなどの効果があるそうだ。美容・ダイエット効果もあるとのこと。

レモン酵素ドリンクの原液完成したレモン酵素ドリンクの原液

 2 週間が経過した昨日、ようやくレモン酵素ドリンクが完成した。まずはごく少量(スプーン 1 杯ほど)をシンプルに水で割ってみた。ほんのりと甘みと酸味があってまあまあ美味い。だだし、大量のレモンを使った割には、できた酵素ドリンク原液はごくわずか。早速、今度はパイナップルで第二弾を作り始めた。完成したレモン酵素ドリンクの原液を少し加えたためか、前回に比べて発酵の進行が速い。

パイナップル酵素ドリンク新たに作り始めたパイナップル酵素ドリンク。たった一晩で発酵がかなり進んでいるもよう

 この発酵ドリンク、果たしてどれだけの効果があるのかはよくわからないが、しばらく続けてみることにする。初日の昨日は 1 日中眠くて仕方がなかったが、これが酵素ドリンクの影響なのかどうかは定かでなない。

レモン酵素原液の炭酸割りレモン酵素原液の炭酸割り。スプーン 1 杯分の原液で十分甘みと酸味がある。

かわいい二千円札には旅をさせろ

 先日、近畿地方が梅雨入りしたと発表された。5 月に梅雨入りというのはあまり記憶にないが、今年の梅雨入りは史上 3 番目に早い梅雨入りらしい。梅雨入りが早いということは、梅雨明けも早く、陽射しギラギラの夏が長いということである。暑さに弱い私は今からもう憂鬱になっている。

 今週の火曜日、知り合いが結成している「私たち何も知らないんです」というユニットのライブに行ってきた。島唄あり、フラメンコありの楽しいライブで、うっとおしい梅雨も吹き飛ぶような楽しい時間を過ごせた。川西市内のキッチンポットという店で行われたこのライブの代金は1,500 円で 2 ドリンク付き。しかも、多少であれば飲食物の持ち込みも可とのこと。何と良心的な店だ。休憩を挟んで 1 時間半、音楽と踊りを満喫した。

 このライブの代金を支払った時、お釣りとして珍しいものが私の手元にやって来た。幻の二千円札だ。発行された直後に 1 回か 2 回お目にかかったきり、長い間お目にかかっていない。先日ちょうど、「最近二千円札って全然見てないから久しぶりに見てみたい」などと妻に話していたばかりである。

 せっかくだから使わずに手元に置いておこうかとも思ったが、金は天下の回りものと言うので、自分のところでせき止めずに、世の中に放流することにした。ただし、そのまま手放すのも何となく惜しいので、ちょっとした印を付けておくことにした。右下の角に小さく「9246」と書き込んだのだ。これを読んだ人の手元に渡ったらおもしろいだろうな。この二千円札を手にした方はご一報ください。

二千円札

つかみは OK(自己紹介のコツ)

 先日図書館でおもしろそうな本を見つけたので借りてみた。タイトルは『また会いたい!と思われる 自己紹介のルール』。近々同業者の勉強会があり、そこでちょっとした発表をする予定になっていたので、この本を読んでおくと役に立つかもしれないと思ったのだ。

 この本で紹介されていた簡単に実践できる印象に残る自己紹介のポイントは 2 つ。1 つは、名前の紹介をするときに漢字を 1 文字ずつ説明すること。たとえば、国城 鶏侍なら、「国語の国に大阪城の城で『くにしろ』、養鶏場の『鶏』に『さむらい』と書いて『けいじ』と読みます」という感じで紹介するといいらしい。もう 1 つは、自分が提供できるものを簡単に紹介すること。仕事に関することでも趣味に関することでも何でもいい。たとえばラーメンが好きな人なら「ラーメンが大好きなので大阪のラーメン屋に関することならだれよりも詳しい自信があります」でいいらしい。

 先日行われた同業者の集まりで、早速この本で覚えた自己紹介のルールに従って自己紹介をやってみた。名前と漢字を 1 文字ずつ説明したあと、「前職が眼鏡屋なので眼鏡については詳しいです。たぶん日本で唯一の眼鏡翻訳者です」とやったら、笑いが起きた。とりあえず、つかみは OK だったようである。本のタイトルどおり「また会いたい」と思ってもらえたかどうかはわからないが、また機会があれば別のパターンでやってみようと思う。

また会いたい!と思われる 自己紹介のルールまた会いたい!と思われる 自己紹介のルール
田中 省三

中経出版 2010-04-13
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つぶやくとそれがやって来る?(竹の子の先っぽと巻きずしの端っこ)

「こんなん仕入れたで」
毎週土曜日に生協から届く商品を片手に妻が私に部屋に入ってきた。
「これって先っぽばっかりなん?昨日から先っぽ食べたかったんや」
パッケージには「穂先竹の子煮」と書かれている。私は竹の子が、いや厳密言うと竹の子の先っぽが大好きで、昨日ツイッターで「竹の子の先っぽが食べたい」とつぶやいたところである。もちろん、妻にはそのことを言ってなかったし、生協に注文を出すのは 1 週間前なので、私の希望を聞いて注文してくれたわけではない。思いがけず竹の子の先っぽが手に入り、朝から幸せな気分になった。

生協の「穂先竹の子煮」

 竹の子の先っぽには威圧感がなく、あのふにゃあとした柔らかい感触がたまらないのである。竹の子の先っぽと並んで好きなのが、巻きずしの端っこだ。ご飯や具がびっしり詰まった中央部よりも、スカスカでふわっとした感じの両端は竹の子の先っぽに通じるものがある。巻きずしの両端ばかりをパックした商品があれば絶対に買うと思う。

 このところ、ツイッターでつぶやくとそれが実際にやって来ることが何回かあった。「こんな仕事がしたい」と言ったら、翌日実際にそのような仕事が来たこともあった。今度は「巻きずしの端っこばかり食べたい」と言ってみることにする。

阪神尼崎 + 虎の聖地の開幕戦

 昨日は阪神タイガースの本拠地甲子園球場での開幕戦。対戦相手がジャイアンツだったので現地で観戦することにした。前回甲子園で野球を観戦したのは 2011 年の 4 月なので(詳細はエントリー「いざ甲子園へ(それいけ脇谷)」を参照)2 年ぶりの生観戦である。

 いつもは JR 甲子園口から甲子園まで歩くのだが、今回は JR 尼崎で降りて、阪神尼崎駅に寄ることにした。下町情緒たっぷりの尼崎中央商店街をぶらぶら歩いてみたくなったからである。開幕と同時に優勝マジックのカウントダウンを開始することで有名な阪神タイガース色満載の商店街である。

参虎殿の鳥居@尼崎商店街阪神の日本一を祈願する参虎殿の鳥居@尼崎中央商店街

 商店街には参虎殿(さんこでん)の鳥居や優勝マジックカウントダウン以外にも、楽しそうな店がいっぱいあり、また別の機会にゆっくり食べ歩きしてみたいと思った。5 時半ごろまで商店街を散策したあと、阪神電車で甲子園に向かう。

阪神タイガースの優勝マジック@尼崎商店街優勝マジックのカウントダウン。昨日 4 月 9 日の試合前の時点で、阪神タイガースの優勝マジックは 137 だったらしい。

 甲子園に着いたのは 5 時 50 分頃。さっそくビールを注文してプレイボールを待つ。予定どおり、宮国と能見の先発で試合が始まる。両投手のテンポのよいピッチングで引き締まった試合だった。前回の観戦時は脇谷が強烈にヤジられていたいたが(詳細はエントリー「いざ甲子園へ(それいけ脇谷)」を参照)、今回はだれも脇谷に罵声を浴びせることもなく、淡々と試合が進む。6 回の裏、西岡のヒットを足がかりに、マートンと福留のヒットで阪神が 2 点を先制。結局、ジャイアンツは能見から 1 点も取れずに 5 安打完封負け。7 連勝中の好調ジャイアンツに得点を許さなかったんだから、能見さんが相当よかったんだろう。

ラッキーセブンの風船飛ばし@甲子園阪神のラッキーセブンのジェット風船飛ばし

 ジャイアインツファンとしては悔しい結果に終わったが、野球ファンそして甲子園ファンとしては十分に楽しめる内容だった。残念だったのは、場内のアナウンスがウグイス嬢ではなく、お兄さんの声に変わっていたこと。最近は、男性がアナウンスするのが時代の流れだが、甲子園だけは絶対ウグイス嬢を残して欲しかった。

 阪神は、この 1 勝で優勝マジックが 136 になったはず。今シーズンのペナントレースがおもしろくなるように、そして関西の経済の活発化のためにも、是非とも阪神には(適度に)がんばってもらいたい。ただ、この時期の甲子園はあまりにも寒すぎた。ビールを美味しく飲めるよう、もう少しあたたかくなってから是非もう一度来たい。

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