音と灯りのお祭り「音灯り」に行って来ました
昨日の文化の日は、かわにし音灯り 2012 というイベントに行ってみた。東日本大震災をきっかけに、川西まつりのプリイベントとして昨年から始められたものらしい。イベント名からもわかるように音楽と灯りのお祭り。ツイッターで知り合いになったフラメンコの先生も出演されると聞いて、そのフラメンコのパフォーマンスと 1 万個のキャンドルの灯りをちらっと見てみようと思ったのだ。
会場に到着したのは午後 5 時前。ちょうど Itomi Flamenco Estudio のフラメンコパフォーマンスが始まったところだった。フラメンコを生で見るのは初めてだったけど、音楽と踊りのコンビネーションが素晴らしく見入ってしまった。
フラメンコのショーが終わり日没の時間になると、キャンドルに火が灯された。キャンドルシェードに書かれた市民のメッセージや絵などを 1 つ 1 つ見ているだけでも楽しい。晩秋の闇が深まるに連れて、キャンドルの灯りが美しく浮かび上がった。ステージでは、名前を知らないギタリストのギター演奏が始まる。ジャジーな感じの演奏もありこれにも聴き入ってしまった。
しばらくすると、1 万個の灯りに囲まれて TeN というバンドの演奏が始まる。こういう音楽はスキャットと呼ぶんだろうか。太陽君という少年のボイスパーカッションも素晴らしく、すっかり魅了されてしまった。
まだまだ聴いていたかったのだが、寒くなってきたのと、お腹がすいたのと、日本シリーズを観たいという理由で、7 時前に会場をあとにした。正直に言って、特に有名なミュージシャンが参加するわけでなはないので、ライブ演奏にはそれほど期待していなかったのだが、なかなかどうしての内容だった。プロのミュージシャンの演奏を生で聴くのはやっぱりいい。こんなに素晴らしいイベントだと知っていれば、開始時刻の 1 時から来ればよかった。来年は是非とも、最初から最後まで参加したい。とても有意義に過ごせた 2012 年の文化の日のでした(かわにし音灯りのその他の写真はこちら)。
comments