『平清盛』と『運命の人』と『ストロベリーナイト』
久しぶりにドラマについて書く。現在私が観ているドラマは『平清盛』と『運命の人』と『ストロベリーナイト』の 3 つ。
『平清盛』は、漫画チックだとか、海賊の棟梁がジャック・スパロウっぽいとかで、ずいぶん評判が悪いみたいだが、私はけっこう楽しく観ている。歴史に明るい人たちの間では、最近の大河ドラマは歴史的事実を無視した無茶苦茶な作りだと酷評されているが、歴史に詳しくない私はあまり気にならない。むしろ、そういう歴史に詳しい人たちがブログで書いている「あそこが変だ、ここが変だ」というツッコミを読みながら、ドラマを楽しいんでいる。大河ドラマに平清盛が登場する年は、景気がよくなるというジンクスがあるようだが、果たしてジンクスどおりになるか(「緩やかな景気回復の動き、身近な社会現象が示唆」を参照)。
『運命の人』は期待していた以上におもしろい。山崎豊子のドラマはあまりにもどろどろし過ぎているため、観ていると疲れてくるものが多いのが、『運命の人』は今のところ、それほど疲れない。ちょうど今、私が好きな裁判シーンが繰り広げられているからかもしれないが。たとえ、自分が不利になろうとも、三木昭子を守ろうとする弓成記者の男気には感心する。沖縄が日本に返還されたとき、私は小学 6 年生だった。当時、沖縄返還の裏ではこんなことがあったのかと、興味津々で観ている。また、大森南朋演じる山部記者のモデルが、読売グループの会長であるナベツネこと、渡辺恒夫氏だと知って、へえ~と思っている次第である。今後の展開が楽しみだ。
『ストロベリーナイト』は何となく見始めたシリアスな刑事ドラマ。すごくおもしろいうというわけではないのだが、何となく止められない。どんなシリアスなドラマでも、少なくとも 3 回くらいはクスリっとする場面があるものだが、このドラマはほとんどそいう場面がない。こういう重いドラマはあまり好きではないのだが、観始めたドラマを途中でやめてしまうのは負けたような気がするので、たぶん最後まで観ると思う。主人公の姫川玲子(竹内結子)がかっこよすぎるという理由もあるのだが。
『平清盛』と『運命の人』については、ほかにも書きたいことがあるので、また別の機会に書くことにする。
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