龍馬伝最終回
昨夜、今年ちょっとしたブームになった大河ドラマ『龍馬伝』が最終回を迎えた。11 カ月間、1 回も欠かすことなく楽しく見てきたので、これで終わりかと思うと少し寂しい。これをきっかけに、前から読みたいと思っていた『龍馬がゆく』を読んでみようかなと思っている。
幕末というとずいぶん昔のような気がするが、わずか 150 年前だ。4 世代くらいさかのぼればそのあたりの時代になるので、とんでもなく昔の話ではない。
龍馬が幕末のヒーローであることは誰もが認めるところだが、幕末の志士とか勤皇の志士と呼ばれる龍馬以外の人たちも、重要な役割を果たしたんだと思う。きっと、危機的な状況にあった日本において、時代の流れの中で、日本を変えるという使命を持って、必然的に生まれてたきた人たちなんだろう。
龍馬のフレーズで私の印象に残っているものは、「世の中の仕組みを変える」「みんなが笑って暮らせる国をつくる」などであるが、今の日本も同じような課題を抱えていると思う。新しい日本をつくるという使命を持った平成の志士たちはいるのか。それとも、今の日本は幕末ほど危機的な状況ではなく、ヒーローが生まれるのはもっと先の時代なんだろうか。今がどんな時代だったのか、世の中がどのように変わっていったのか、100 年後、150 年後に歴史的な観点から眺めて見たい気もするが、それは無理な話だ。
ところで、今年の大河ドラマはなぜこんなに早く終わったんだろうか。いつも年末ぎりぎりまでやっていたと思うのだが・・・。『新撰組』以来大河ドラマを見ていなかった私が知らないだけ?
余談をもう 1 つ。大河ドラマで平清盛が取り上げられると、世の中は好景気になるという噂を聞いたことがある。一応データではそういうことになっているらしい。2012 年の大河ドラマは平清盛に決定しているらしいが、本当に景気がよくなるのならうれしい。2012 年に急に景気がよくなるってことはないだろうから、来年あたりから兆しが出始めるのか。ついつい期待してしまう。
龍馬伝 完結編 (NHK 大河ドラマ・ストーリー) 福田 靖 NHKドラマ制作班 日本放送出版協会 2010-10-22 売り上げランキング : 93 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
comments