ぺペロンチーノよりも昔ながらのナポリタン
私が学生のころは、今みたいにぺペロンチーノやカルボナーラのようなおしゃれなスパゲティはまだ存在してなかった(都会ではすでに存在していたのかもしれないが、少なくとも私が生まれ育った三重県の片田舎では見たことがなかった)。
そのころ、スパゲッティと言えば、ミートソースかナポリタンだった。鉄板に薄焼き卵を敷いて、その上にケチャップで炒めたスパゲティを乗せたナポリタンをよく学校の帰りに食べたものだ。
その後、社会人になると、ペペロンチーノだとかポモドーロだとかカルボナーラとかがスパゲティの主流になり、ナポリタンを食べることはほとんどなくなった。
先日スーパーで買い物をしていたら、「マ・マー 具入りケチャッピーナポリタンソース」というものを見つけ、急に昔ながらのナポリタンが食べたくなった。このナポリタン用のソースに、ベーコンとピーマンと玉ねぎを足して、ゆでたスパゲティを炒めて、昭和風のナポリタンスパゲティが完成。とっても懐かしい味がした。
ペペロンチーノもいいが、たまにはこういう昔風のナポリタンもいいものだ。
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