昼間の月
このところ、ぽかぽか陽気の気持ちがいい日が続いている。今日もいい天気だった。空を見上げると、こんなお月様が。昼間に月をまじまじと見ることなんてなかったけど、昼間の月って夜の月よりも宇宙っぽい感じがする。
奈良時代の人も、縄文時代の人も、そして有史以前の原始人たちも、これと同じ月を見ていたのかと思うと、なんだかロマンを感じる。空にぽっかり浮かんで、定期的に満ち欠けし、時には月食なんかがあったりして、月って昔の人にとっては不思議で神秘的な存在だったんだろうな。
人工的な照明とかがなかった時代は、夜の明かりとして、今よりも身近で大切な存在だったのかもしれない。
月の見かけの大きさは太陽とほぼ同じ。実際には太陽のほうが 400 倍大きいが、地球から太陽までの距離と、地球から月までの距離が 400 倍違うため、つまり太陽のほうが 400 倍遠くにあるため、地球からはほぼ同じ大きさに見えるらしい。
見かけの大きさが同じなことによって、太陽がすっぽり月に隠される皆既日食などの神秘的な事象が起こるってことになる。太陽、地球、月の絶妙の配置。これって決して偶然ではないような気がする。
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