本気で減量(糖質制限)
ここ数年、1年間で5 kg減量すると宣言しながら、まったく達成できていない。ずっと66~67 kgから変わらない。少しがんばると65 kgくらいまで落ちることはあるのだが、そこから先がなかなか落ちず気が付くと元に戻っている。こんな状態をもう何年も続けている。BMI 指数は23.9と、ぎりぎり「普通」の範囲(20~24)に入るのだが、身長から割り出した標準(理想)体重はおよそ61 kgなので、5~6 kg程度オーバーしていることになる。
BMI指数 = 体重 (kg) ÷ {身長 (m) x 身長(m)}
標準(理想)体重 (Kg) = 身長 (m) x 身長 (m) x 22
標準体重にまで落としたい理由は2つ。1つは体重を落とすことによって血圧の値が改善し、降圧剤を飲まなくても済むようになるのではないかという期待。もう1つはがんの再発を予防するためである。いずれにしても、標準体重になって健康に悪いはずがない。ということで、今年こそは本気で減量に挑戦することした。最近の主流のダイエット法としては、カロリー制限と糖質制限の2つの方法があるらしい。
カロリー制限は従来からある方法で、何を食べてもいい代わりに1日の摂取カロリーを制限するもの。それに対して、糖質制限は量はどれだけ食べてもいい代わりに糖質の摂取を制限するものである。これまで、カロリー制限で上手くいかなかったので、糖質制限に挑戦してみることにした。文字どおり、糖質を多く含む食品を制限するダイエット方法である。具体的には、ご飯、パン、パスタ、うどん、蕎麦、中華そばなどの主食系の食品、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃなどの根菜類、砂糖を使っているお菓子などの摂取を制限する。糖質制限は、程度によって以下の3種類があるが、中間のスタンダード糖質制限を行うことにした(3食とも制限すると、ストレスが溜まりそうなので)。
- プチ糖質制限: 夕食だけ糖質制限を行う
- スタンダード糖質制限: 朝食と夕食の糖質を制限する
- スーパー糖質制限: 朝食、昼食、夕食の3食とも糖質を制限する
糖質(炭水化物)を多く摂取すると、血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌される。インスリンには糖質を脂肪として蓄えておく性質があるらしい。したがって、糖質の摂取を制限することによって、脂肪の蓄積が抑えられ、逆に体内の脂肪がエネルギー源として使われるようになるとのこと。糖質を多く含む避けるべき食品は以下のとおり(カッコ内の数値は100 gあたりの糖質含有量)
バスタ(69.5 g)
パン(44.3 g)
ご飯(36.3 g)
中華麺(27.9 g)
そば(24.0 g)
うどん(20.8 g)
かぼちゃ(17.2 g)
サツマイモ(29.1g)
じゃがいも(16.3g)
逆に食べてもいい(積極的に食べるべき)食材は以下のとおり。「ばあさまたちにとおなし」と覚えるといいらしい。
ば: バター
あ: アボカド
さ: 魚
ま: マヨネーズ
た: 玉子
ち: チーズ
に: 肉
と: 豆腐
お: オリーブオイル
な: 納豆
し: 焼酎
糖質制限のいいところは、カロリーを気にせずに好きなだけ食べられること。また、蒸留酒(ウイスキー、焼酎、泡盛、ウォッカなど)や赤ワインであれば普通に飲んでかまわない。まだ、始めて2週間ほどであるが、ここで随時途中経過を報告していこうと思う。
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糖質オフのレシピが紹介されていて、糖質制限の基本も理解できる本です。
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