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関西電気保安協会

関西ではおなじみの関西電気保安協会の CM。そこはかとなくおもしろい。この CM 見てるとなんだか幸せな気分になる。



>> 関西電気保安協会 CM 集第 2 弾

気持ちよく仕事したい

とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法に激しく同意。記事のポイントは以下のとおり。

(1) 自分の仕事によって多くの人々が幸せになる様子をリアルに実感すること
(2) 人々から感謝され、尊敬されること

の2つがあると、最高に気分良く仕事ができるのだ。

一方で、いくら自分の好きな仕事につけたとしても、自分の仕事の成果が誰のどんな役に立っているのかがあまり意識されないような仕事では、あの高揚感、幸せの中に包まれて仕事をする感じがどうしても足りない。

このような観点から見ると、フリーランスの翻訳者という仕事は、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする条件をほとんど満たしていないことになる。ごくまれに、「お客様から『非常にわかりやすい訳文だった』と喜んでもらえた」とのお褒めのことばをいただくこともあるが、これもエンドクライアントから直接聞くわけではない。そいういう意味では、モチベーションを保つのが難しい仕事かもしれない。

以前、翻訳コーディネーターとして私と仕事のやり取りをしていた K さんは、ことあるごとに私を褒めてくれた。「お客さんが、『さすがプロの書く文章はきれいですね』と言ってました」「部下の A が『くにしろさんの訳文に感動した』と言ってました」などなど。多少大げさに言っていることはわかっている。でも、褒められて嫌な気分にはならない。K さんの仕事をするときは、「少なくとも K さんには喜んでもらおう」という気持ちで取り組んだ。ほかの人からの仕事よりも力を入れていたような気がする。

感謝されることや褒められることに飢えているフリーランス翻訳者によい仕事をさせようと思えば、適度に褒めることである。翻訳者とは、いや少なくとも私は、そういう単純な人種である。

「西向く侍」はもう通用しない?

大の月、小の月が話題になったとき、「大の月は『いっさん、ごひち、やとう、じゅうに(1、3、5、7、8、10、12)』、小の月は『西向く侍(2、4、6、9、11)』と覚える」と学校で習ったことを妻に言ったら、そんなの習っていないと言うのだ。

大の月と小の月は、握りこぶしを作って、各指の凸と凹を数えて覚えるように習ったらしい(人指し指の凸部から順番に 1 月、2 月(人指し指と中指の間の凹部)、3 月(中指の凸部)・・・と言う具合に数えていき、小指の凸部は 2 回(7 月と 8 月)数える。凸が大の月、凹が小の月)。

ちなみに、「西向く侍」の「侍」が 11 月を表すのは、11 を漢字で書くと「士」となり、武士の「士」であるため、「さむらい」と読む。

私はこの「西向く侍」は今でも全国的に老若男女を問わず通じる、いわば日本人の常識だと思っていた。私は 1960(S35)年生まれで妻が 1965(S40)年生まれだから、たった 5 年しか違わない。この 5 年の間に教え方が変わったのか、それとももともと地域によって教え方が違ったのか、はたまたこんなことは正式に学校で習うことではなく、それぞれの先生が独自の方法で雑学的に教えていただけなのか・・・。

今日はうるう日。今年はうるう(閏)年だけど、「うるう」って何?で「うるう」について書いたが、今ひとつすっきりしなかった。でも、Yahoo 知恵袋 - うるう年の語源は何?でわかりやすい説明を発見。

閏という字には、「さしはさむ」という意味があるらしい。潤という字と似ているため、「うるおう」と読んでしまって、それが訛って「うるう」に転訛したとのこと。

これで、 4 年に一度のうるう日(にんにくの日)をすっきりと過ごせる。

デジタルはアナログに負けることもある

こだわり親父の何でも厳選してみようで、クイーンのボヘミアンラプソディを発見。Kodaken さんの言うとおり、クイーンの音楽は今聞いても古くささを感じない。いいものは、時代が変わっても色あせない。

『ボヘミアンラプソディ』を聴いていたらクイーンのほかの曲も聴きたくなってきた。『ボヘミアンラプソディ』以外では『バイシクルレース』もいい。数年前に CD-R に焼いたクイーンのベストアルバムを探し出して、CDプレーヤーにセットした。気持ちよく聴いていたら、途中で再生が停止される。何回再生ボタンを押しても、ある箇所に来ると、うんともすんとも言わなくなる。

実を言うと、CD-R が再生できなくなったのはこれがはじめてではない。CD-R というは、半永久的に音楽を保存しておけるものだと勘違いしていたのだが、最新資格情報・実務情報 blog の『CD-RやDVD-Rの寿命ってどのくらい?』によると、「平均寿命はCD-Rで 2 年前後以下」とのこと。がび~ん。これまで CD-R に焼いた CD はおそらく 200 枚以上。最終的には全部聴けなくなるということか。

これに対して、学生時代にカセットテープに録音した音楽は、音質は劣化しているものの、今でもちゃんと聴ける。少なくとも、CD-R のようにまったく読み込めず停止してしまうことはない。デジタルメディアの場合、データが読み取れる間は、アナログとは比べものにならないほど音質がよいのだが、いったん読み取れなくなるとまったくの役立たずになる。コンピュータと同じで 0 か 1 の世界だ。

しかし、アナログの場合は、保存状態がよければ20年経っても音が消えることはない。10 年後、20年後も聴きたいものは、アナログメディアに録音しておけということか。まあ、クイーンのアルバムは CD-R に焼くなどというけちくさいことをせずに、製品版を買う価値がある CD だとは思うが。

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(笑) の正しい使い方

(笑)をこんな風に使ったメールを送ってくる人がいる。

昨晩は楽しかったですね。M さんも楽しい人で、話もとってもおもしろかったです(笑)。よろしくお伝えください。

「私はハッピーな気分ですよ」ということを言いたくて「(笑)」を使っているんだろうけど、この(笑)の使い方って間違ってるんじゃないの?(笑)がなくてもこの人が笑ってることはわかるから。

メールだと相手の表情や声の調子がわからない。文字だけだと、怒っているのか(本気で言っているのか)冗談で言っているかわからないことがある。そんなときに、「これ、冗談ですよ~」って伝えるために「(笑)」を使うんじゃないのかな。

昨晩は楽しかったですね。でも、M さんの話はあまりにも強烈でした。悪い夢を見そうです(笑)。よろしくお伝えください。

これが正しい使い方。だよね?

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