おとなだって「科学」したい
最近とても気になっているものがある。『大人の科学マガジン』だ。先日本屋で見かけてから、ずっと気になっている。特にそそられるのが、ニュートンの反射望遠鏡が付録についたものだ。
もちろん、2,100 円の雑誌の付録に、数万円もするような本格的な天体望遠鏡と同じような性能を期待できないことはわかっている。本格的な性能を求めるのではなく、子どものころのわくわく感を楽しむための雑誌なのだ。楽しみながら組み立てて、1時間くらい天体を観測してみて、あとはインテリアとして部屋に飾っておけばいい。わずか 2,100 円のものなのだから。
でもねえ、なぜか買うのを躊躇してしまう。この『大人の科学』という雑誌、子ども心を失っていないかどうかを試すリトマス試験紙だったりして。見向きもしない人は、子ども心を完全に失ったおとな。気になるけど買うのを躊躇する人はおとなと子どもが同居している人。迷うことなくすぐに買う人は、大人になりきれていない人。
これを買うのってやっぱり男だよね。女心はよくわからないけど、やっぱり女性はこんなもの買わないと思う。だから、『大人の男の科学マガジン』に改名してください。