ブログのカテゴリについて考える
お気に入りの分類・整理も難しいが、ブログのカテゴリー設定も難しい。
テーマがはっきりしているブログやビジネス系のブログ(企業の情報発信ブログなど)などでは、カテゴリは大きな意味を持つのだろうが、このサイトのような雑談系というか、日記系のサイトでは、カテゴリをどのように設定したらいいか悩んでしまう。日記系のほかの方のブログを見てみても、その人の趣味や興味の対象によって多少の違いはあるが、だいたいはよく似たカテゴリ設定になっている。
私は最初、「どうでもいいこと」というカテゴリを作っていたのだが、よく考えてみたら、ここはサイト名が示すとおり、「雑談」を書きなぐるサイトであり、投稿のほとんどが「どうでもいいこと」である。だから、「どうでもいいこと」というカテゴリ設定はまったく意味をなさないことに気づいた。
現在は、「どうでもいいこと」を親カテゴリとして残し、その下にいくつかのサブカテゴリを配してみた(このようにサブカテゴリを設定できることが Movable Type のいいところの 1 つだと思う)。果たして、これが適切なカテゴリ設定なのかどうかはわからないが・・・。
お気に入りの分類・整理と同じで、カテゴリを細分化しすぎるとそのときの気分で分類が変わってしまうし、大まかにし過ぎると求めている情報が見つけにくくなってしまう(なるべく大まかに分類し、細かい分類はタグでという考え方がベストなのかも)。
でも、本当のことを言うと、こういうサイトでカテゴリなんてもの自体が意味を持たないような気もする。多分、カテゴリ別に記事を読む人なんてほとんどいないと思う。実際に、私がほかの人のブログを読んでいるときもカテゴリなんて気にしてないし・・・。実際のところはどうなんでしょう。人のブログを読むとき、カテゴリを活用しているって人はどれくらいいるんでしょうか。
私は以前から、「ブログは記事が埋もれやすくなる」と感じていた。記事が埋もれないようなサイトをブログで構築している人もいるが、そのような例は少ない。価値のある貴重な情報を伝えるのなら、ブログではなく一般の Web サイトのほうがいいのではないかと思うが、更新の容易さや機能性を考えるとやっぱりブログに軍配が上がるのでしょうか。
私にとって、お気に入りの分類・整理とブログのカテゴリ設定は、答えが簡単には見つかりそうにない永遠のテーマである。
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