画面に雪を降らせてみたくて
あるサイトで「Google の検索画面に『Let it snow』と入力すると画面に雪が降る」という記述を発見した。しかし、「Let it snow」と入力してみたが何も起こらない。ツイッターで「Google で『Let it snow』を検索しても雪が降らない」とツイートしたところ、数人の方が「IE では降らない」と教えてくれた。「これを機会に Google Chrome をインストールしてみたらどうですか。軽いですよ」とアドバイスしてくれ方もいた。
画面に雪が降るところをどうしても見たかったわけではないが、Google Chrome には前から興味があったのでインストールしてみることにした。インストールはいたって簡単。ほんの数分で終了した。UI もシンプルですっきりしたデザイン。余計なアイコンやボタンが表示されず、閲覧画面が大きいのがいい。
ワイド画面が普及している昨今、アプリケーションのレイアウトについて不満に思っていることがある。どのアプリケーションもウインドウの上下にアイコンやメニューを設置しているので、天地方向の表示エリアがどんどん狭くなる。アドインなどを追加している場合は、下手をすると表示エリアが半分くらになることもある。ブラウザに限らず、こういった UI は左右に配置したほうが(配置できるようにしたほうが)理にかなっていると思うのだが・・・・・・。
閑話休題。インストールしたばかりの Chrome で、「let it snow」を検索すると、しっかり雪が降ってきた。次に、自分のサイト Translation Room 9246 を表示してみて、あっと驚く。IE ではちゃんと表示されていたページのレイアウトがぐちゃぐちゃに崩れている。調べてみると、ある div の終了タグの記述位置がおかしかったようだ。HTML の記述ミスがあってもちゃんと表示してくれる IE はユーザーフレンドリーなのか、それともユーザーアンフレンドリーなのか。おそらく、Chrome だけでなく、Firefox や Safari といったブラウザでも、同じようにレイアウトがぐちゃぐちゃに崩れたページが表示されたんだと思うと、急に恥ずかしくなってきた。
数時間かけて、レイアウトが崩れているページの HTML を修正した。ブログとかだったら、テンプレートを修正するだけで済むので楽なんだろうが、手動で HTML を記述しているページだと大変だ。今後は、ページの表示確認は IE と Chrome の両方ですることにする。Firefox や Safari だと、見え方がまた若干異なるんだろうが、そこまでは気にしないことにした。
IE と Chrome の違いで気になるのが、リストの表示。IE だとちょうどいいのに、Chrome だと大きく字下げされる。きっと、両者が同じに見えるようなスタイルの設定方法があるんだろうが、そんなことを調べている時間がないので、とりあえず IE でバランスよく見える設定にしてある。ブラウザによって、見え方が微妙に異なるのは知っていたけど、ある程度同じ見た目になるように、仕様を統一してくれないかなと思う。厄介なのは、IE の表示が特殊であるにもかかわらず、ユーザー数がいちばん多いことだ。
Chrome は使い始めたばかりだが、動作も速くなかなか快適だ。しばらく使ってみて、特に困ることがなかったら、こちらを標準のブラウザにしようかと思う。こんなことなら、もっと早く Chrome を試してみるべきだった。
comments
こんにちは。私は Firefox を使用していますが、レイアウトは大丈夫でしたよ。Chrome はまだ試したことがないですがいい感じのようですね。私もフリーランス翻訳をしています。フリーになって 10 年になります。実家は兵庫ですが米国在住です。
copperrita さん、コメントありがとうございます。そうですか。 Firefox ではレイアウト崩れてなかったですか。安心しました。どうやら、Chrome は最も厳格なブラウザのようで、ちょっとでも間違いがあると、意図したとおりに表示されないようです。 Chrome でちゃんと表示されれば、ほかのブラウザでは大丈夫みたいなので、Firefox のことは気にしないようにします。
Chrome はなかなか使いやすいです。動作がとても軽く、IE みたいに固まったり、面倒なメッセージが出たりしないところがいいですね。現在のところ、IE と Chrome の併用です(用途によっては、IE のほうが便利な場合もあるので)。Firefox は使いやすいですか。
copperrita さんは同業者さんですか。年数も私と同じくらいですね。しかも兵庫県出身(私は三重出身ですが)。アメリカのどちらでしょうか。よろしければ、またコメントください。