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7 大都市から 10 大都市、そして今は 19 大都市?

その昔、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、北九州の 7 つの都市を日本の 7 大都市と呼んでいたころがあった。学校でもそのように習った。人口がほぼ 100 万以上の都市を政令指定都市と定め、それが大都市の定義だったように思う。

1972 年に、札幌、川崎、福岡の 3 都市が加わって 10 大都市と呼ばれるようになった。このあたりまでは何とか日本の大都市(政令指定都市)を把握できていたのだが、これに仙台、千葉、広島が加わったあたりから把握できなくなった。さらに、2000 年以降にさいたま、新潟、静岡、浜松、堺、岡山が政令都市の仲間入りし、2010 年 4 月 1 日には相模原も政令指定都市になるらしい。全部で 19 にもなる。

政令指定都市の基準は「人口50万以上の市」らしいが、さすがに 19 にもなると、19 大都市と呼ぶのは違和感がある。「○○大都市」という呼称はすでになつかしの昭和のことばなんでしょうか?

政令指定都市には「区」が設けられているのだが、姫路は政令指定都市じゃないのになぜか「区」がある。気になったので調べてみたら、「姫路市の『区』は、1946年3月に周辺市町村と合併したときに用いた町名の一部」(姫路市 FAQ より)とのこと。納得。

あと、政府や行政機関などが言う 10 大都市というのはどの都市を指すんだろうか。日本の 10 大都市って?@OKWave では、 単純に人口が多い 上位 10 都市を挙げている回答者がいるが、そんなに単純なものだろうか。人口は変動するし、人口が少なくても経済的、文化的に影響力が大きい都市はあると思うのだが・・・。

いろいろ検索してみたが、納得のいく答は得られなかった。ああ気になる。どなたか教えてください。

ホットペッパーの映画風 CM をまた見たい

最近、映画のシーンにアフレコでまったく別の台詞をあてはめる、ホットペッパーのおもしろい CM をまったく見ない。ちょっと気になったので調べてみた。変な関西弁の CM だったので、てっきり関西限定だと思っていたのだが、どうも全国放送していたようである。

それよりも、もっと驚いたことは、「映像の多くはCM用に日本国外でロケをしたもので、本物の映画のシーンを使っているわけではない」(Wikipedia)ということだ。へえ~、知らなかった。そう言われれば、確かに口の動きと台詞があまりにもうまく合い過ぎている。





女王の読みは・・・

女王はずっと「じょうおう」と読むのだと思っていた。実際に「じょうおう」と入力すると正しく「女王」と変換される。しかし、あるとき「じょおう」が正しいのだと気付いた。広辞苑を見ても、新明解国語辞典を見ても、ふりがなは「じょおう」となっている。確かに「女」という字は「じょ」「にょ」と読み、「じょう」とは読まない。

それと、私はずいぶん長い間、「備忘録」を「ぼうびろく」と読んでいた。もちろん「備忘録」という単語に出くわしたときはその意味を正しく認識していたのだが、心の中でその単語は「忘備録」だった。日常的によく使う単語でもないし、勘違いしたままでも何の問題もなかった。

ところが、あるとき「忘備録」と書く必要が生じたとき、「ぼうびろく」と入力してもまったく正しく変換されないという経験をして、ようやく「備忘録」が正しいことばだと気が付いたのだ。「れたときにえてメモしておく記」という意味なのだから、漢字が登場する順に「忘備録」のほうが、なんとなくそれらしい感じがするのだが・・・。

ことばを生業とするものが、このような勘違いをしていることは恥ずかしいことなのかもしれないが、まだほかにも勘違いをしていることばがあるかもしれない。勘違いは思い込みから生まれるものだとしたら、思い込みが強い人ほど、このようなことばの勘違いも激しいんでしょうか。

「アラブ首長国連邦」という国名を耳にすると、今でも「アラブ主張国連邦」という漢字が頭の中に浮かぶ。アラブ主張国連邦って、どんなことを主張してる国なんだろう。さぞかし立派な主張なんだろうなあと思ってしまう。

おしゃべりな時計クロックマン

昨年の 11 月にタカラトミーから発売された「CLOCKMAN アイ・アム よくしゃべる時計!」がすごく売れているみたいだ。物があまり売れずに値段がどんどん下がっているこのご時世に売り切れ続出とはすごい。いくら景気が悪くても、魅力的な商品を作れば売れるってことだ。

タイプも A 型、B 型、AB 型、O 型の 4 種類があって、それぞれ性格が異なるとのこと。値段もそれほど高くないからすごく欲しいんだけど、どこも品切れで当分手に入りそうにない。残念。





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年またぎの仕事と一升庵の大女将

今年は、フリーランスの翻訳業を開始して 11 年目になる。フリーランスの翻訳者にとって(少なくとも私にとっては)、仕事がない状態でゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休を迎えることは避けたいものである。小さい仕事でもかまわないから、仕事を抱えた状態で新年を迎えないと不安になる。幸いにも過去 10 年間、仕事の大きい小さいは別にして、必ず仕事を抱えた状態で年末年始の連休を迎えられた。

11 年目の今年は、翻訳業界も不況の影響を受けて、私自身の稼働日数も過去最低となった。そんな状況なので、今年こそは年またぎの仕事はなしかもと覚悟していたのだが、ありがたいことに比較的大きな年またぎの仕事が入ってきた。ありがたやありがたや。「終わりよければすべてよし」としとこう。

そんな年末を迎えた昨晩、妻の家族と池田の中華料理の青冥で忘年会を開催。久しぶりにうまい中華を腹いっぱいに食べて、大満足の食事会だったのだが、その席であるドラマの話になった。「蒼井優が料理屋の女将役をやっていたドラマ」がとってもおもしろかったという話題で盛り上がったのだが、ドラマのタイトルと舞台となった料理屋の名前がなかなか出てこない。考えても考えても出てこないので、すごく気持ちが悪かったのだが、突然頭に「一升庵」という文字が浮かんだときは、なんとも言えないすっきり感があった。

蒼井優のお母さん役(大女将)が誰だったかについても話題になった。吉行和子や三田佳子などの名前が挙がったが、いずれも「そうそう!」という感じにならない。気になったことは、最後まであきらめずに思い出す努力をするとボケ防止にいいらしいので、必死になって思い出そうとしたが、どうしてもわからない。

帰ってネットで調べたら、由紀さゆりだと判明。「あ~すっきりした」と言いたいところだが、「そうだったかな?」という感じ。食べすぎでちょっと消化不良だったせい?

ちなみにドラマのタイトルは『おせん』でやんす。とってもおもしろかったので、是非続編を作ってほしい。

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