我が家の事業仕分け
今日、円相場が 1995 年 7 月以来 14 年 4 か月ぶりの円高水準となる 1 ドル = 86 円台に突入したらしい。100 年に一度の大不況と言われているが、翻訳業界も当然のことながら、この不況の影響を受けている。私自身は、リーマンショック後も仕事が減ることなく(むしろ増えていた)、「不景気なんて、そんなの関係ねえ」と思っていた。
ところが、今年の 3 月あたりから、順調に来ていた仕事がぱたりと止まり、あまり芳しくない状態が続いている。まあ、100 年に一度の大不況と言われているんだから、少ないとは言え仕事があることに感謝しないとね。
今世の中では、事業仕分けが話題を集めている。税金の使い方を公開で議論するなんてこと今までになかったことだから、議論の様子を見ているのは楽しい。細かいことについてはまだ問題があると思うが、このように討論を公開することはとってもいいことだ。今後も続けてほしい。
さて、我が家では、この不景気を乗り越えるべく、民主党よりずっと前から事業仕分けをやっている。具体的には、以下のような成果があった(ある見込み)。
- 水道代の節約: 風呂の残り湯を洗濯に利用し、トイレの節水器でトイレの節水(11/13 のエントリー「トイレの節水器でどこまで節水できる?」を参照) → 2,000 円/月( 24,000 円/年)の節約
- 昼食代の節約: これまで、外食や弁当で 1 食 600 ~ 800 円ほど使っていたのを、完全自炊に切り替え、1 食 100 ~ 200 円に → 10,000 円/月(120,000 円/年)の節約
- 電気代とガス代の節約: 電気ポットの使用をやめ(24 時間沸騰している必要はない)、朝風呂も廃止 → よくわからないけど、1,500 円/月(1,800 円/年)くらい?の節約
- プロバイダー料金(ケーブルテレビと電話もセットになったサービス)を、銀行引き落としからカード払いに変更することで → 1,500 円/月(18,000 円/年)の節約
- スポーツクラブ一時休会(私)と、90 分会員への移行(妻)で → 13,700 円/月(164,400 円/年)の節約
- かけ捨てのがん保険を解約 → 2,700 円/月(32,400 円/年)を節約
これらをすべて合計すると、31,400 円/月(376,800 円/年)の節約になる。1 つ 1 つは大した金額じゃないけど、まとまるとけっこういい金額になる。
それと、これは今回の事業仕分けとは関係ないけど、2 年前にたばこをやめたから、たばこ代 18,000 円/月が不要になっている。たばこ代ってすごいね。2 年前にやめずに、あと 10 年間吸い続けていたとしたら、18,000 円 x 12 カ月 x 10 年 = 2,160,000 円も払うことになっていた。車が 1 台買える。ひょえ~の金額だ。
今が底ってことは、これからよくなるしかないんだから、好景気が来ることを楽しみに、今は節約を楽しむとしましょうか。