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妻がツイッターを始めてしまいました

「いちいち『何とかなう』とか書き込んで、何がおもしろいんやろ」
ツイッターに関して、以前妻がよく言っていた台詞である。 
「絶対そんなめんどうくさいことしたくないわ」
自分がツイッターをやっていることを秘密にしていた私は、心の中で「ツイッターっていうのは、別に『~なう』って言うためのものじゃないし、やってみないとおもしろさはわからんさ」と思いながら
「う~ん。せやなあ」
と曖昧な返事をしていた。妻にツイッターを始めてほしくなかったからだ。ツイッターを始めて私のツイートを読まれたりしたらたまらない。もちろん、見られて困るようなツイートはしていないのだが、見られるのは何となく気恥ずかしい。

 そんな妻が、普通の携帯からスマホに乗り換えたのをきっかけに、ついにツイッターを始めてしまった。最初は、そ知らぬ顔をしていたのだが、あまりにもとんちんかんなことを言うので、ツイッターのことをいろいろと教えてやった。必然的に、私がかなり前からツイッターをしていたことは明らかになった。

 妻は、今ではすっかりツイッターのヘビーユーザーである。応援しているミュージシャンのファン同士でフォローし合っているようだ。そのミュージシャンについてあれやこれやとツイートして楽しんでいる。あれほどけなしていたのに、ついに
「ツイッターっておもしろいわ。よう考えられてるわ、これ」
とまで言うようになった。食わず嫌いの典型的な例である。そして、私が恐れていたことも今のところまったくの杞憂だった。私のアカウントすら知りたがらないし、フォローするなどという考えはこれっぽっちも頭になさそうである。

 そう、それでいいのだ。私も妻のツイートを読みたいとは思わないし、ましてやフォローなんてもってのほかだ。興味の方向がまったく違うので、共通のフォロワーができるなんてこともなさそうだ。もし、何らかのつながりで妻の TL に私のツイートが表示されるような事態になればブロックしてやる。

 こうして、私たちは夫婦は、お互いにやっていることを知っていながら、絶対に相手のツイートを見ないツイッターユーザーとして平和に共存している。夫婦であってもお互いに携帯メールは見ないというのが暗黙のルールであるように、相手がツイッターをやっていることを知っていても、夫婦に限らず身内どうしではお互いにフォローしない、ツイートを見ないというのがツイッターユーザーの暗黙のルールのような気もするが、実際にはどうなんだろう。もちろん、ツイッターユーザーであることをずっと秘密にしておくという手もあるとは思うが。






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