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ジェロは低迷する演歌界の救世主になれるのか

デビュー曲の『海雪』がいきなりオリコンチャート4位に入り、話題を集めている黒人演歌歌手ジェロ(詳細は、日本の演歌界に黒船襲来を参照)を昨日「うたばん」ではじめて見た。いやあ、うまいね。あの風貌で日本人顔負けの演歌を歌い、日本語もペラペラ。そのギャップがいいんだろうね。話題にもなるのもうなづける。しばらくジェロブームは(特に関西で)続くと思うけど、だからと言ってこれが演歌ブームにつながることはないと思う。

若いころ、自分も年をとったら演歌が好きになるんだろうかと思ったことがあったが、40代になっても特に演歌が好きになることはなかった。10 年後、20 年後も演歌が好きになっているとは思えない。このまま演歌は衰退していくのか。

演歌だとか、ポップスだとか、音楽をジャンル分けすることは本当はナンセンスなことなのかもしれない。ジャンルに関係なくいいものはいい。演歌と言われるジャンルで私が唯一好きな曲は、松村和子の『帰って来いよ』。これは名曲だと思う。



松村和子『帰って来いよ』








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