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『第三の男』にしびれた

 新・午前十時の映画祭の『第三の男』を観てきた。私が中学生のころにすでに名作として知られていた映画で、以前からずっと観たいと思っていた映画である。1949年の作品。

 いくら当時絶賛された名作だとはいえ、65年も前の作品だし、モノクロ作品でもあるし、正直言うと多少辛気臭くてもそれは仕方がないと思っていた。ところが、映画が始まって数分すると、もう身を乗り出して観ていた。ストーリー展開がおもしろい。映像もすばらしい。ぐいぐい引き込まれてしまった。

 印象に残ったシーンは、オーソン・ウェルズの足に猫がまとわりつくシーン、夜の町に風船売りのおじいさんがやって来るシーン、観覧車のシーン、そして下水道での逃走シーン。モノクロであることを忘れてしまうような印象的なシーンの連続だった。

 そして、中学生のころから何度も耳にしたチターの主題歌もすばらしかった。一度は観ておきたいと思っていたこの映画、一度と言わずにもう一度観たくなった。新・午前十時の映画祭で来年あと1回上映が予定されているので、時間が許せばもう一度観に行くかもしれない。


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