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2015年にやりたい9つのこと

2015年賀状

 
 明けましておめでとうございます。今年もくにしろと「That's 談」をよろしくお願い申し上げます。2015年の川西の元旦は晴れ。寒波が来ているらしいが、思ったほど寒くない。今年も「今年やってみたいこと」をリストアップしておく。

  1. 富士山に登る
  2. 俳句を年間100句詠む
  3. 旅行に行く
  4. 年間10回以上、映画やライブ・コンサートを観に行く
  5. That's談を年間52回以上更新する
  6. バーチャル九州一周の旅(年間1,045キロウォーキング)を歩き切る
  7. LDLコレステロール値を140未満に下げる(高野豆腐を週3回以上食べる)
  8. 体重3キロ減と体脂肪率 20% 未満を達成する(1 月 1 日現在、60 キロと 20.5%)
  9. 翻訳祭に参加する

 昨年は6勝3敗2引き分けとまずまずの成績だったので、今年も勝ち越せるようにがんばりたい。特に、1、2、7は絶対に達成したい。

 今日は午後から三重の実家に向かう。天気予報では、午後から雪が降るとのことだったので、念のためチェーンを借りてきたのだが、チェーンなんて何年も巻いていないので上手く巻けるか不安だ。できればこのまま雪も降らず、チェーンを装着することなく無事家にたどり着けることを願う。

2014年の成績は6勝3敗2引き分け

 今年もあと1日を残すだけとなった。毎年のことながらあっと言う間の1年だった。今年も、年初にリストした「今年やってみたいこと」11項目について振り返ってみたいと思う。それぞれの項目について、できたことは ○、できなかったことは X、できてはいないけどまったくだめということでもなかったことは △で示す。

  1. 売上を 50% アップする:△
  2. 収入の5%を自分に投資する:x
  3. 俳句を年間100句詠む:○
  4. 文語文法と歴史的仮名遣いをマスターする:x
  5. 旅行に行く:x
  6. 年間10回以上、映画やライブ・コンサートを観に行く:○
  7. ベレー帽デビューを果たす:△
  8. 健康診断(人間ドック)を受ける:○
  9. バーチャル奥の細道の旅の残り986キロを歩き切って終点大垣に到着する:○
  10. 血圧を下げる(降圧剤の服用を不要にする):○
  11. 体重 5 キロ減と体脂肪率 20% 未満を達成する(1 月 1 日現在、67 キロと 25%):○

 1については、わずか1%のアップで終わった。目標にはほど遠い結果に終わったが、わずかながらでもアップしたので△としておく。2はまったくできなかった。

 3については、今日現在で104句を達成して文句なしの○。4については、映画に9回、ライブに2回行ったので合計11回でこれも○。8~10はいずれも○。特に10については、目標の5キロ減に対して、今日現在で7キロ減を達成。体脂肪は20~21%なので、厳密に言うと達成できていないが、体重との総合成績で○ということにしておく。

 2014年の総合成績は、6勝3敗1引き分けと上々の成績だった。仕事面では満足できない成績だったが、今年のテーマとして掲げた健康とプライベートの充実はまずまずだったので、なかなかいい1年だったと思う。

 公私においていろいろお世話になった皆様、いつも私の拙い雑談を読んでくださっている皆様、1 年間ありがとうございました。くにしろおよび That's 談を来年もよろしくお願いします。どなた様もよいお年をお迎えください。

卵と玉子

 「卵」という字が嫌いだ。もっと正確に言うと、卵焼きやゆで卵など、「たまご」料理の名前に「卵」という字が使われていると気持ちが悪くて仕方がない。自分で書くときは必ず、玉子焼き、ゆで玉子など「玉子」という表記を用いる。「たまご」料理に卵という字を使うと何故こんなに気持ち悪いのか考えてみた。

 「『卵』」と『玉子』はどう使い分ければよい?」@日本語不思議辞典「『卵』と『玉子』の違い、知っていますか?」@たまご通信によると、一般的に以下のような使い分けがあるらしい。

卵 = 生物学的な意味での「たまご」
玉子 = 食材としての「たまご」

 なるほど。確かに卵という字は、字の成り立ちから考えても、生物として孵化する可能性がある「たまご」を連想させる。卵焼き、ゆで卵などと書いてあると、羽や足などができかかり、ひよこになりつつある「たまご」を焼いたり、ゆでたりしたような印象を持ってしまう。

 さらに、上記の2つのサイトでは、食材としての「たまご」の場合でも、「生の状態のものを「卵」、調理されたものを「玉子」と書くのが一般的であるとしている。しかし、私は生の状態であっても、すき焼き用のソース、たまごかけご飯に使用する「たまご」を「生卵」と書くのはやはり気持ち悪い。たとえ生であっても、食材としてスーパーなどで売られている段階でそれは「生玉子」なのではないかという気がする。私の感覚では、生卵とは、野生のニワトリが自然界で産み、ひよことして孵化する可能性あるものであり、普通は人間が食べることがないものである。

 ただし、NHKが字幕で「たまご」という字を使う場合は、生か調理済みかに関係なく「卵」に統一しているとのこと(「卵焼き? 玉子焼き?」@NHK放送文化研究所)。そして、NHKのアンケートによると、半数以上の人が生か調理済みかによって「卵」と「玉子」を使い分けており、若い世代の人ほどその傾向が強いとのこと。卵焼きやゆで卵を気持ち悪いと感じているかどうかは別として、卵焼きやゆで卵といった表記を意図的に使わないのは私だけでではないようである。しかし、生であっても、食材とて売られている以上は「生たまご」も「生玉子」と書かないと気持ち悪く感じる自分は超少数派に分類されると思われる。

検査結果は陰性(ほっと胸をなでおろす)

 今日は、2週間前に受けた検査の結果がわかる日。検査結果を告げられる診察を待つのは本当に嫌なものである。もうかれこれ1時間も待っているが、まだ名前を呼ばれない。

 検査を受けるきっかけとなったのは特定検診(いわゆるメタボ検診)。この検診の前立腺がん検診において「要再検査」と判定されたのである。前立腺がんの可能性25~30%だと言われた。MRI検査でも白とは断定できなかったため、前立腺生検(細胞採取検査)を受けることになった。それがちょうど2週間前。

 可能性25%~30%という数値は、決して「まあ大丈夫だろう」と楽観的にはなれない数値である。さっき診察室に入った患者がなかなか出てこない。放射線がどうたらこうたらという先生の説明がかすかに聞こえてくる。朝、妻には「もう結果は出てるんやから、あれこれ考えても仕方ない。腹くくって結果聞いて来い」と言われた。確かにそのとおりだ。心配してもどうしようもないことを心配しても仕方がない。そんなことはわかっている。それでも最悪の事態を想像してしまい、不安がどんどん高まって来る。

「くにしろさん、どうぞ」
ついに名前が呼ばれる。深呼吸をして診察室に入る。
「大丈夫でしたよ」
まだ椅子に座わっていないうちに先生のこのことばが耳に入る。椅子に座って詳しい説明を聞く。
「結果は陰性でした。がん細胞は確認されませんでいた。経過観察は必要ですが、とりえあえず問題はありません」
そう言われてほっと胸をなでおろした。これで、1か月以上抱えていた不安から開放された。年末年始は、入院することも手術することもなく過ごせることになった。

 早速妻に連絡する。
「よかったな。夜は何か美味しいもの食べに行こか」と返事が来た。とにかくよかった。健康に不安がなく、毎日元気に仕事ができることほど幸せなことはない。感謝感謝。

本当に知りたい情報

 先日大阪駅で電車を待っていたときのこと。「人身事故のため、宝塚線のダイヤは大幅に乱れています」というアナウンスが流れた。京都線で事故があったため、各線の電車が30~40分ほど遅れているとのことだった。ずっと、「○時○分発の○○行きの電車は、ただいま35分遅れで発車予定です」といった「遅れ」に関する情報を繰り返し伝えている。

遅れを表示する大阪駅の表示板

 以前から思っていたのだが、事故などによって列車の遅延が発生すると、JRは「○○分遅れ」を連呼する。座席を予約している特急列車などであれば、本来何時何分初の列車が何時何分に発車するのかという情報は大切だと思うが、普通電車や快速電車の場合、乗客にとって何分遅れかはどうでもいい情報である。知りたいのは、自分の目的地に最も早く着く電車は何時何分に何番ホームから出発するかである。特に私が乗ろうとしていた宝塚線の場合、2つのホームから電車が出るため、いつ、どのホームから最も早い電車が発車するのか、さっぱりわからない。

 人身事故などがあれば遅延が発生することは仕方がないことだし、JRにとって、ダイヤの乱れや遅延度合いを正確に把握する必要があることも十分にわかる。しかし、それはあくまでも内部の事情であって、乗客には関係のないことである。一般企業で顧客指向ということばが使われるようになって久しい。それは鉄道会社に置き換えると「乗客指向」である。JRもいいかげん乗客指向になり、乗客が何を必要としているのか理解してほしいものである。

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