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造幣局の通り抜け

 造幣局の桜の通り抜けに行く。できれば日曜日は避けたかったのだが、通り抜け期間中はほとんど雨で、比較的好天の今日を逃したら今年はもうチャンスがないかもしれないと思い、人混みを覚悟で行ってきた。

 通り抜けを訪れるのは約10年ぶり。日曜日と好天が重なり、案の定すごい人出だった。みんな立ち止まって写真を撮っているので、動きがすごくのろい。それでも、さまざまな遅咲きの品種がところ狭しと咲き乱れる景観は見事で、無理して見に行ってよかった。記念に写真を10枚ほど載せておく。

造幣局の通り抜け2015身動きできないほどのすごい人出でした。

八天桜八天桜。白い桜です。

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ついにアラ還に

 昨日、4月11日に55回目の誕生日を迎えた。ついにアラ還になってしまった。人生の折り返し地点と言われる40歳になったのがついこの前のような気がするが、あれからもう15年も経ったとはとても思えない。25歳から40歳までの15年間と、40歳から55歳までの15年を比べると、後者は前者の倍以上の速度で過ぎ去っていったような気がする。ということは、今後ますます時間が速く過ぎるということなのか。ああ恐ろしや。

 この15年は仕事第一でがんばって来た。これからも仕事第一はたぶん変わらないと思うが、経済的に許される範囲で、美味しいものを食べ、行きたいところに行き、見たいものを見る機会をなるべく作っていきたいと思う。

 夜は妻が近所の近吉(こんきち)という料理屋でごちそうしてくれた。「渡る世間は鬼ばかり」の岡倉みたいな、民家を改装した料理屋で、どの料理もとても美味しかった。前から一度食べてみたいと思っていた鯛めしも食べることができた。

食を楽しむお店近吉食を楽しむお店近吉。外観は普通の民家なので、これがなければ料理屋だとわからない

穴子と野菜の天ぷら穴子と野菜の天ぷら。ほくほくで美味でした

近吉の鯛めし鯛めし。1.5合。6膳分くらいあります。最後の1杯は出汁をかけて食べました。美味でした。

 また、今年もFacebookで多くの方から暖かい誕生日のお祝いメッセージをいただいた。年を取るのは嬉しいことではないが、多くの人に心温まることばをかけていただき、とても幸せな気持ちになれた。皆さん、どうもありがとうございました。

久しぶりに京都を散策

 4月9日。仕事の切れ目と菜種梅雨の合間がちょうど重なったので、京都に出かけることにする。目的地は伏見稲荷大社と南禅寺の2箇所。伏見稲荷は外国人にいちばん人気がある日本の観光地だそうで(意外な場所がランクイン?!外国人が選んだ、日本観光地ランキングTOP30)、そんな人気があるのなら一度行ってみたいと思っていた。南禅寺は、松本清張の作品(『球形の荒野』)で待ち合わせ場所に使われた場所で、テレビドラマで見たときにとても風情があった。また、最近放映された「ブラタモリ」 でも南禅寺の境内を走る水路が取り上げられていたので、ここにも是非行きたいと思っていた。

 JRの昼特切符を利用するとおよそ半額で京都を往復できるので、10時過ぎの電車に乗り、京都発17時前の電車で帰ることにした。京都駅で奈良線に乗り換えて稲荷駅に到着したのが11:10ごろ。伏見稲荷の境内を通り抜け、予約していた瑞石庵という自然薯料理の専門店に直行。五穀米に自然薯をかけて食べる。自然薯はまろやかでとても美味しかった。大満足。

自然薯料理の店瑞石庵自然薯料理の店瑞石庵。伏見稲荷を出てすぐのところにある

瑞石庵の料理瑞石膳。五穀米たっぷり3膳に自然薯、味噌汁、炊合せ、麸の田楽、香の物、デザートなどがついて2,300円。満腹になりました。

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歩くことで国際協力ができる「Walk in Her Shoes」というプログラムに参加しました

 同業者数名が「Walk in Her Shoes」というプログラムに参加していることを知ったのが2週間ほど前。紹介されたリンク先を読んでみると、参加費(1,500円~2,000円が寄付として使われる)を払って登録し、日々歩いた歩数をWeb上で報告するだけでいいとのこと。参加者が歩いた歩数に応じて、特別協賛企業が寄付を行ってくれるらしい(1,000歩につき1円)。世界には1日約8,000歩、水を求めて毎日歩く女性や子どもたちがいるとのこと。彼女たちが毎日歩く距離を歩くことで、国際協力しようという趣旨のプログラムらしい。

 1年間で約1,000キロを歩くことを目標にほぼ毎日ウォーキングをしている私としては、自分の健康のために日々行っている行為が少しでも国際協力になるのであれば、是非参加したいと思った。Walk in Her Shoesは、個人でもチームでも参加できるらしく、私も同業者のチームに入れていただいた。1チーム5人までで、メンバーの歩数が合算してもらえるらしい。5人で8,000歩であれば、おそらく毎日達成できるだろう。

 Walk in Her Shoesへの参加手順は以下のとおり。

  1. Walk in Her Shoesのサイトで「今すぐ!参加する」をクリックする。
  2. 表示されたページで、A~Cの参加費(1,500円~3,000円)のいずれかを選んで登録を行う。
  3. 登録の確認メールが届く。
  4. 再度Walk in Her Shoesのサイトで「歩数を報告する」をクリックする。
  5. 表示されたページで「新規登録」をクリックして、ニックネームやパスワードなどの設定を行う。
  6. 新規登録が完了したら、再度「歩数を報告する」をクリックし、メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」をクリックする。

    1. 2,000円の参加費で送られてくるWalk in Her Shoesの缶バッヂとステッカー2,000円の参加費で送られてくるWalk in Her Shoesの缶バッヂとステッカー

       これで、日々の歩数を報告できるようになったので、あとは「歩数を報告する」ボタンで日々の歩数を報告するだけである。参加費は確定申告時に寄付金として控除してもらえるらしい。ウォーキングや散歩を日課にしている翻訳者のみなさん、このプログラムに参加してみませんか。

天満天神繁昌亭に行ってきました

 前から一度行ってみたいと思っていた天満天神繁昌亭に行ってきた。今回は昼席(午後1時から4時過ぎまで)を鑑賞。8人の落語家による創作落語や古典落語のほかに腹話術や三味線放談を織り交ぜた合計3時間あまりの公演はとてもおもしろく、あっという間に終わってしまった。

天満天神繁昌亭天満天神繁昌亭。間もなく開演

 NGK(なんばグランド花月)で漫才や新喜劇などは何回か見たことはあるが、本格的な落語を生で聴くのは初めて。特におもしろかったのが、料理屋の生け簀での魚同士の会話を描いた、桂きん太郎さんの創作落語と、トリの桂九雀さんが演じられた古典落語の「天狗さばき」だった。「天狗さばき」は故桂米朝さんが得意としていた噺らしい。米朝さんの思い出話なども盛り込みながら、これぞ落語という世界が繰り広げられた。さすがプロの噺家だ。

この日の出演者この日の出演者

 繁昌亭の料金は、前売り券を買えば2,000円(当日券は2,500円)。2,000円で3時間たっぷり落語の世界を楽しめるのだから、とてもコスパに優れた娯楽だと思う。機会を見つけてまた行きたい。

4062879476落語の国からのぞいてみれば (講談社現代新書)
堀井 憲一郎
講談社 2008-06-17

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