天満天神繁昌亭に行ってきました
前から一度行ってみたいと思っていた天満天神繁昌亭に行ってきた。今回は昼席(午後1時から4時過ぎまで)を鑑賞。8人の落語家による創作落語や古典落語のほかに腹話術や三味線放談を織り交ぜた合計3時間あまりの公演はとてもおもしろく、あっという間に終わってしまった。
天満天神繁昌亭。間もなく開演
NGK(なんばグランド花月)で漫才や新喜劇などは何回か見たことはあるが、本格的な落語を生で聴くのは初めて。特におもしろかったのが、料理屋の生け簀での魚同士の会話を描いた、桂きん太郎さんの創作落語と、トリの桂九雀さんが演じられた古典落語の「天狗さばき」だった。「天狗さばき」は故桂米朝さんが得意としていた噺らしい。米朝さんの思い出話なども盛り込みながら、これぞ落語という世界が繰り広げられた。さすがプロの噺家だ。
この日の出演者
繁昌亭の料金は、前売り券を買えば2,000円(当日券は2,500円)。2,000円で3時間たっぷり落語の世界を楽しめるのだから、とてもコスパに優れた娯楽だと思う。機会を見つけてまた行きたい。
落語の国からのぞいてみれば (講談社現代新書) 堀井 憲一郎 講談社 2008-06-17 by G-Tools |
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