今クールは野球ドラマがおもしろい
今クールは2つのドラマを観ている。日本テレビ系列で放映している『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』とTBS系列で放映している『ルーズヴェルト・ゲーム』だ。どちらも野球が絡んだドラマでとってもおもしろい。
土曜日の21:00から放映している『弱くても勝てます』は高校野球を題材にしたドラマ。東大で研究を続けていた青年(二宮和也)が、母校である日本有数の進学校に野球部の監督としてやってくるところから物語が始まる。進学校の野球部なので当然超へっぽこチームだ。そんなへっぽこ野球部が本気で甲子園を目指す。このドラマのおもしろいところは、タイトルが物語っているように、強くなって勝つことを目指すのではなく、弱いままで勝つことを目指すところだ。いよいよ、来週あたりから高校野球の地方予選が始まる。本当に弱いままで、強豪校に勝てるのか?今後の展開が楽しみだ。
もうひとつは、日曜日の21:00からTBS系列で放映している『ルーズヴェルト・ゲーム』。『半沢直樹』に出演していた俳優が多数出演しているため、最初は柳の下の二匹目のドジョウを狙ったドラマなのかと思ったのだが、『半沢直樹』に勝るとも劣らないおもしろさで、毎週ワクワクしながら観ている。物語の舞台は青島製作所という中堅精密機器メーカー。ライバル会社・イツワ電気の陰謀によって存亡の危機に立たされる。また、青島製作所の野球部も「負けたら廃部」という 存続の危機にさらされる。
タイトルの『ルーズヴェルト・ゲーム』は、「野球でいちばんおもしろいスコアは8対7だ」と言ったルーズベルト大統領のことばに由来したものである。このドラマは、「窮地に追い詰められた男たちの逆転につぐ逆転の物語」とのこと。青島製作所とその野球部は本当に大逆転できるのか。今後の展開が楽しみである。なお、沖原投手役を演じている工藤阿須加は、元プロ野球選手・工藤公康さんの実の息子さんらしい。へえ~。
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫) 高橋 秀実 新潮社 2014-02-28 by G-Tools |
ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸 潤 講談社 2012-02-22 by G-Tools |
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