太陽の塔に感動
万博記念公園に太陽の塔を見に行ってきた。昨夜BSジャパンで放映していた『武田鉄矢の昭和は輝いていた』という番組で大阪万博が取り上げられ、太陽の塔について語られていたため、急に太陽の塔が見たくなったのだ(番組の内容はこちら)。
大阪万博が開催されたのは1970年。当時私は小学4年生。一度だけ連れて行ったもらった。アメリカ館、ソ連館、三菱未来館などがものすごい人気だった。この3つのうちのどれかひとつでも入館したかったのだが、どれも5時間待ちだと言われた。「5時間待っても入りたい」という私の願いは却下された。みどり館とかいうのに入ったことだけは覚えているが、ほかは何を見たのかよく覚えていない。そんな中で太陽の塔は強烈な印象とともに記憶に残っている。小学生にとってもすごい存在感がある物体だった。
44年ぶりに見た太陽の塔は相変わらずすごい存在感だった。万博終了後撤去される予定だったのが、永久保存されることになったとのこと。私には、オブジェとか彫刻といった芸術品の価値はよくわからないが、こんな存在感のある物体を解体・撤去することはやっぱり許されないでしょ。それと、万博当時太陽の塔の内部で公開されていた展示が平成28年に再公開されることが決定しているとのこと(「太陽の塔、復元する「生命の樹」に強烈なインパクト 平成28年度末の内部公開で万博当時の交響曲をBGMに」を参照)。当時内部の展示を見学したのかどうかについては記憶が定かではないが、公開されたら是非見に行きたいと思う。
太陽の塔@万博記念公園。すごい存在感です。
真下から。すごい迫力です。
黒い太陽。太陽の塔の3つ目の顔。裏側にも顔があることは知りませんでした。
30分で行ける距離に住んでいながら、万博記念公園を訪れたのはこれが初めて。大したことないだろうと思って一度も訪れたことがなかったのだが、太陽の塔以外にも、広大な敷地にさまざまなコンセプトの日本庭園や自然文化園が配置されている。3時過ぎに着いたため駆け足で散策することになってしまったが、すべてをじっくり見て回るには5時間くらいあっても足らないかもしれない。万博記念公園は250円の入園料で1日楽しめるすばらしい場所だった。また、早い時間にゆっくり散策しに行きたいと思う。
こんな感じの散策路があります。
足湯もありました。入ろうと思ったら16時で終了してました。残念。
ビオトープの池。ビオトープとは生き物がありのままに生息活動出来るような場所を再構成させた自然環境のことらしい。
万葉の里。万葉集に登場する植物を配したコーナー。風情がありました。
森のトレイン。公園内の唯一の交通機関。汽笛を鳴らして走っていました。
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