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『トイレの神様』に興奮

昨夜は多くの川西市民が興奮したのではないだろうか。植村花菜の自伝的著書を基にしたドラマ『トイレの神様』が TBS 系列で放送されたからだ。私ももちろん、川西市民としては見ないわけにはいかない。

昨年、川西で撮影を行っていたという噂は聞いていた。知っている場所がちらっとでも映ればと期待していたのだが、予想以上に見慣れた場所や光景が次から次へと出てくる。

「これってあそこの坂と違うか」
「ここって絶対○○学園や。阪急電車があの位置に映ってるってことは、絶対にそうやって」
知っている場所が映るたびにわが家は大盛り上がり。実際に川西で撮影しなくても、見ている人にはわからないだろうというシーンまで川西で撮影していたことに感激した。それで、肝心のドラマの内容はというと、期待していた以上におもしろかった。「小3のころからなぜだか、おばあちゃんと暮らしてた」理由もよくわかった。テンポもよく、なかなかよかったと思う。

今回の『トイレの神様』に限らず、関西を舞台にした映画やドラマで、いつも気になるのが俳優のしゃべる変なアクセントの妙な関西弁である。そんな中で、ほぼ完璧な関西弁をしゃべっていたのが、植村さんの幼少期を演じていた芦田愛菜ちゃん。妻は「絶対に関西の子だ」と言う。確かに、関西の子でなくて、これだけの関西弁がしゃべれてるんだとしたら、天才に違いない。気になってググッてみたら、やっぱり兵庫県の子だった。

昨年(大?)ブレークした植村花菜さんにあやかって、今年は私も飛躍したいものである。


>> 『トイレの神様』に関する That's 談の関連記事: 今日は「ありがとうの日」だから「トイレの神様」にも感謝


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ネパール料理を食す(いや厳密に言うと食してない)

早起きすると腹がへって仕方がない。まだ 11 時半だというのに我慢できない。何を食べようか。何か作るのも面倒だから、外に食べに行くことにする。松屋は安くておいしいんだけど、ちょっと飽き気味なので別のところがいい。ウォーキングを兼ねてランチスポットを新規開拓することに決めた。

今日の川西はくもり空。今にも降りそうな空だ。朝はあんなにいい天気だったのに。そうだ、久しぶりに市役所方面に行ってみよう。おいしいカレーうどんの店があったはずだ。確か、うっかり八兵衛とかいう名前だ。いい店が見つからなくてもそこに飛び込めばいい。

うっかり八兵衛の近くまで来ると、道路の反対側にある「ネパール料理専門店」という派手な看板が目に飛び込んできた。変わった店ができてるなあ。こんなの前はなかったぞ。でも、ネパール料理ってどんなんだろう。私は興味津々になって道路を渡った。

ネパール料理専門店ネパール料理専門店「ネパールキッチンクマリ」

店の前にはでかでかとランチメニューが出ている。日替わりセットだとか、ヒンディセットだとか、エベレストセットだとかがある。どれも「ナン + カレー + サラダ」を基本としたセットである。「なんだ。ネパール料理ってインド料理と同じものなのか」。そうつぶやきながら、入るべきかやめるべきかをしばし思案。

ネパールキッチンクマリのランチメニューネパールキッチンクマリのランチメニュー

日替わりセット 750 円
ボカラセット 850 円
ヒンディセット 980 円
ダルバートセット 1,000 円
エベレストセット 1,200 円
お子様セット 550 円
カレーライス 700 円


「中へどうぞ」
私にこう声をかけてきたのは、ミスター・ビーンをちょっと黒くしたような顔をしたネパール人。逃げるわけにも行かないから入ることにした。店内は満席で、私はカウンター席に案内された。
「日替わりランチください」
よくわからないので、いちばん安いランチを注文。
「カレーの辛さは 5 段階ありますが、どうしますか」
「どんなのがあるんですか」
「甘口、普通、中辛、大辛、激辛です」
大辛にしようかと思ったが、とんでもない辛さだったらいやなので、真ん中の中辛にしておいた。

店内では 3 人のネパール人が働いている。料理人とさっき私に声をかけてきたミスーター・ビーン。もうひとりは、いかにもネパール人という感じの女の人だ。 待つこと 5 分。とんでもなくでっかいナンが乗ったプレートがやってきた。携帯の写真では撮りきれないほどでかい(いや、もっとうしろに下がれば全体を撮れるか)。ナン + カレー + サラダ + スープ + よくわからないジャガイモ料理 + 飲み物(コーヒーまたはチャイ)で 750 円なり。ナンもカレーもおいしい。やっぱり日本人が作るカレーとは違う。ただし、中辛は思ったほど辛くない。大辛のほうがよかったか。

ネパールキッチンクマリの日替わりランチネパールキッチンクマリの日替わりランチ

ナン + カレー + サラダ + スープ + 1 品 + 飲み物で 750 円


夜はどんな感じのメニューがあるのか聞いてみると、「昼はインド風のランチをやってますけど、夜は本格的なネパール料理を出しています」とのこと。インド料理とネパール料理はまったく違うものらしい。本格的なネパール料理か。いったいどんな料理なんだろう。興味津々だ。それと、どうしてネパール人 3 人が、梅田や三宮ではなく、川西なんかで店をやってるんだろう。こっちのほうにも興味がある。

ハイテクな暖房機器は困ったもの

ピーピーピー。ファンヒーターがけたたましくビープ音を発して停止する。この音が聞こえるとドキッとする。燃料切れであってくれと願う。しかし、ファンヒーターのディスプレイに表示されていた文字は恐怖の E4。

わが家のファンヒーターは本当に困ったものだ。まだ買ってから 3 年経っていないというのに、しょっちゅう E4 エラーを宣言して、うんともすんとも言わなくなる。取扱説明書に記載されたとおりに処置してみるが、ほとんど効果がない。結局 E4 エラーが発生したら、しばらく時間を置くしかないのだ。半日ほど休ませると、しばらくは働いてくれるが、1 ~ 2 時間もするとまたエラー宣言して休養モードに入る。

もう限界だ。今が 3 月なら、だましだまし使うという手もあるが、まだ 1 月。あと 3 箇月こんな状態はとても我慢できない。こういうことになると、やっぱり昔ながらの石油ストーブがいいなと思ってしまう。点火装置がおかしくなっても手動で点火できる。エラーなどという得体のしれない状態も引き起こさない。だから、使いたい時に使えないという困った事態にはならない。

たまらず、大手家電量販店にファンヒータを買いに走る。昔ながらの石油ストーブも売られていた。こういう原始的なストーブは、需要が少ないのでかえって高いという話を聞いたことがあるが、そんなことはなかった。ファンヒーターよりもかなり安い。

「この昔ながらの石油ストーブってどうなんですか?安全性に問題があるんですかねえ」
と店員に聞いてみる。
「昔のと違って、安全性もよくなってますよ。これじゃないとだめだって言う人もたくさんいます。ただ、これは温度調整は一切できませんから、寒ければ点ける、暑ければ消すという選択しかありませんけど」
面倒くさそうに店員が答える。

さんざん迷った挙句、結局店員に勧められた、数量限定のお値打ち価格のハイテクファンヒーターを購入。今使っているのと同じメーカーの製品というのが気になるが、電気製品には当たりはずれがあるので、今回はきっと当たりであることを信じることにしよう。

家電量販店にはウォーキングを兼ねて歩いて来た。およそ 50 分の距離だ。当然配達してもらうことを前提としていたのだが、配達料金が 1000 円かかるという(そんなの聞いてないよ)。店員は「軽いから持って帰れますよ」と言う。しかし、いくら軽いと言ってもファンヒーターを持って 50 分の道のりを歩くのはしんどい。仕方がないので、バスに乗って帰った。

これで恐怖の E4 から開放されると思うと嬉しい。暖房装置はハイテクなほうがいいとは限らないと思いながら、結局今回もハイテクなファンヒーターを買ってしまった。果たしてこの選択は正しかったのか。少なくとも 5 年もってくれたら、正解だったことにしよう。

県民性とイメージ

以下のイメージは、都道府県イメージマップ@日本辞典で公開されている「ある県」のイメージである。

人柄レベル: 低い
美人度: 低い
食事レベル: 高い
満足度: 普通
結婚相手としての満足度: 低い
観光レベル: 高い
歴史の古さ: 古い
生真面目度: 高い
社交性: 普通
見栄っ張り度: 高い
拝金主義度: 普通
甘党度: 高い
酒好き度: 高い
色白度: 高い
博打好き度: 高い

これは何県のイメージでしょうか。正解は、私の出身県である三重県である。三重県は総合的な観点で上位にランクする県でないことはわかっているが、「人柄」や「結婚相手」といった人間の根幹に関する部分で「低い」というイメージを持たれているのは残念。ちなみに人柄レベルが最も高いのは北海道のようだ。これは私のイメージと一致する。

いい意味で「高い」というイメージを持たれている項目は、「食事」と「観光」の 2 つ。「食事」は、きっと伊勢志摩の海の幸や松阪牛が大きく貢献しているんだろう。しかし、三重県民は日常的においしい魚介類や牛肉を食べているわけではなく、むしろ普通なんじゃないかと思う。生真面目さも「高い」となっている。「まじめさ」が「高い」のであれば喜ぶべきなんだろうが、生まじめだと言われるのはあまりうれしくない。

最後に美人度について。美人度のイメージが高い都道府県は、北海道、秋田、新潟、京都、福岡である。秋田県は、秋田美人っていうことばがあるくらいだから、そういうイメージを持たれるのは当然だろう。京都は、「東男に京女」からか。逆に、美人度のイメージが最低レベルの都道府県は、茨城、愛知、岐阜、三重、和歌山の 5 県である。東海 3 県と呼ばれる愛知、岐阜、三重がそろって低レベルなのはどういうわけだ。ついでに、三重に隣接する和歌山も同じグループに入っている。これだけ地理的にまとまった地域に集中しているのは偶然の一致なんだろうか。

「男っぷり」という項目もあればおもしろいのにと思う。私の予想では、九州各県と高知県あたりが上位にランクするような気がする。もちろん、三重県が「高い」ではないことは明らかだが、せめて「普通」であってほしい。

生まれ育った三重県を離れてもう 30 年以上になる。しかし、現在住んでいる兵庫県のことよりも、どうしても出身県のことのほうが気になるんだなあ。


2011 年にやりたいこと

2011 年の年賀状

新年を迎えた。とは言っても、わが家の元日は普段の日とほとんど変わらない。普段と同じ時間に起きて、普段と同じ朝ごはんを食べる。普段と少し違うと言えば、録画しておいた紅白歌合戦を朝から見たことと、昼に雑煮を食べたことくらいだ。紅白歌合戦は、早送りしながら見たいところだけを見る。これだと、4 時間 15 分の番組も 1 時間弱で終わる。ハードディスクレコーダーの登場によって、こういうテレビの見方ができるようになったことは、時間を有効活用できるという点で大きなメリットがある。

新しい年になったということで、今年の目標とか抱負とかいった大げさなものではなく、今年の願い事とやりたいことについてリストしておきたいと思う。

2011 年の願い事とやりたいこと

  • 売上を 50% アップする(リーマンショック以前のレベルに戻す)
  • 新しい会社と取引を開始する
  • MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に野球を見に行く
  • 名古屋に遊びに行く
  • 沖縄に遊びに行く
  • 筋トレを続ける
  • That's 談を 1 年間継続して書く
  • コンピュータの勉強をやり直す
  • 本をたくさん読む(遠近両用眼鏡を作る)
  • 短編小説を書く

上の 2 つは仕事上の願いごと。もちろん、一生懸命がんばるが、その結果については神様にお任せ。次の 3 つは遊びに関することである。昨年できた広島の新球場ズームズームスタジオに行ってみたい。名古屋は大学時代の 4 年間を過ごした場所。これは、その気になったらいつでも行ける。沖縄は、高校時代の同級生数人と「できたら行きたいね」と話しているところだ。

継続することが苦手な私としては、今年は何としてもこの「Diary 9246 :: That's 談」を 1 年間継続して書きたい。たとえ 1 箇月に 1 回の投稿になったとしても。それと去年の 11 月から開始した筋トレも絶対に継続するぞ。板チョコみたいな腹とは言わないが、せめて中年ぽっこりお腹は解消したい。

今年は本もたくさん読みたいと思っているが、老眼が始まってから本を読むのがおっくうになってしまった。まずは、遠近両用眼鏡を作らないと。それと、高校時代から書いてみたいと思っていた小説を書いてみたい(高校時代にちょっと書いてみた小説は、結局未完成のまま)。もちろん、その道を目指すとかいうことではなく、趣味として短編のものを 1 つか 2 つ書ければそれで大満足。

上に掲げた 10 のやりたいことや願い事のうち、1 年後に果たして何項目が実現しているか。年末が楽しみである。

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