home (Translation Room 9246) > Diary 9246 :: That's 談

検査結果は陰性(ほっと胸をなでおろす)

 今日は、2週間前に受けた検査の結果がわかる日。検査結果を告げられる診察を待つのは本当に嫌なものである。もうかれこれ1時間も待っているが、まだ名前を呼ばれない。

 検査を受けるきっかけとなったのは特定検診(いわゆるメタボ検診)。この検診の前立腺がん検診において「要再検査」と判定されたのである。前立腺がんの可能性25~30%だと言われた。MRI検査でも白とは断定できなかったため、前立腺生検(細胞採取検査)を受けることになった。それがちょうど2週間前。

 可能性25%~30%という数値は、決して「まあ大丈夫だろう」と楽観的にはなれない数値である。さっき診察室に入った患者がなかなか出てこない。放射線がどうたらこうたらという先生の説明がかすかに聞こえてくる。朝、妻には「もう結果は出てるんやから、あれこれ考えても仕方ない。腹くくって結果聞いて来い」と言われた。確かにそのとおりだ。心配してもどうしようもないことを心配しても仕方がない。そんなことはわかっている。それでも最悪の事態を想像してしまい、不安がどんどん高まって来る。

「くにしろさん、どうぞ」
ついに名前が呼ばれる。深呼吸をして診察室に入る。
「大丈夫でしたよ」
まだ椅子に座わっていないうちに先生のこのことばが耳に入る。椅子に座って詳しい説明を聞く。
「結果は陰性でした。がん細胞は確認されませんでいた。経過観察は必要ですが、とりえあえず問題はありません」
そう言われてほっと胸をなでおろした。これで、1か月以上抱えていた不安から開放された。年末年始は、入院することも手術することもなく過ごせることになった。

 早速妻に連絡する。
「よかったな。夜は何か美味しいもの食べに行こか」と返事が来た。とにかくよかった。健康に不安がなく、毎日元気に仕事ができることほど幸せなことはない。感謝感謝。

本当に知りたい情報

 先日大阪駅で電車を待っていたときのこと。「人身事故のため、宝塚線のダイヤは大幅に乱れています」というアナウンスが流れた。京都線で事故があったため、各線の電車が30~40分ほど遅れているとのことだった。ずっと、「○時○分発の○○行きの電車は、ただいま35分遅れで発車予定です」といった「遅れ」に関する情報を繰り返し伝えている。

遅れを表示する大阪駅の表示板

 以前から思っていたのだが、事故などによって列車の遅延が発生すると、JRは「○○分遅れ」を連呼する。座席を予約している特急列車などであれば、本来何時何分初の列車が何時何分に発車するのかという情報は大切だと思うが、普通電車や快速電車の場合、乗客にとって何分遅れかはどうでもいい情報である。知りたいのは、自分の目的地に最も早く着く電車は何時何分に何番ホームから出発するかである。特に私が乗ろうとしていた宝塚線の場合、2つのホームから電車が出るため、いつ、どのホームから最も早い電車が発車するのか、さっぱりわからない。

 人身事故などがあれば遅延が発生することは仕方がないことだし、JRにとって、ダイヤの乱れや遅延度合いを正確に把握する必要があることも十分にわかる。しかし、それはあくまでも内部の事情であって、乗客には関係のないことである。一般企業で顧客指向ということばが使われるようになって久しい。それは鉄道会社に置き換えると「乗客指向」である。JRもいいかげん乗客指向になり、乗客が何を必要としているのか理解してほしいものである。

奥の細道を歩き切る(ウォーキングを続けるコツ)

 2012年の12月26日から始めたバーチャル奥の細道の旅。11月29日についにゴールの大垣に到着した。今年中に大垣に到着することを目標としていたので、1か月以上早く到着できた。総距離2,106.5キロを704日で歩き切ったので、1日平均2.99キロ歩いたことになる(実際には704日全部歩いたわけではないので、実際に歩いいた日の平均距離は3キロ以上になると思われる)。

 バーチャル徒歩旅行を始めたのは3年前。1年目は、東海道五十三次(約990キロ)を1年で歩くことにした。そして2年目と3年目は、奥の細道を歩くことを目標にした。それまでは、「なるべく毎日歩く」とか「週に○日以上歩く」といった漠然とした目標を設定していたのだが、ついつい忙しさにかまけて、「今日はいいか」が何日か続き、いつの間にかウォーキングをやめていたりした。

 そこで考えたのが距離を目標にする方法。長期的な距離目標を設定することによって、「今月中に○○キロ地点まで歩いておかないとあとが苦しくなる」とか「今日は忙しいけど、1.5キロだけでもいいから歩いておこう」といったように、常に長期的な目標があるので、結果的に歩く日数が増えた。歩く日数を目標にしていたわけではないのに、ほとんど毎日歩くことができた。

 なるべく毎日(多くの日数)ウォーキング(ランニング)しようと思いながら、なかなか続かない人は、長期的な距離を目標にすると続けられると思ので、お勧めです。そして、単に距離を記録するだけでなく、バーチャルな旅をしていることにするとさらに目標を達成しようという気持ちが強くなる。私が利用しているのは「Enjoy Walking」というサイト。いろいろなコースと区間距離が提示されているので便利です。

 来年は九州一周に挑戦しようと思っている。

太陽の塔に感動

 万博記念公園に太陽の塔を見に行ってきた。昨夜BSジャパンで放映していた『武田鉄矢の昭和は輝いていた』という番組で大阪万博が取り上げられ、太陽の塔について語られていたため、急に太陽の塔が見たくなったのだ(番組の内容はこちら)。

 大阪万博が開催されたのは1970年。当時私は小学4年生。一度だけ連れて行ったもらった。アメリカ館、ソ連館、三菱未来館などがものすごい人気だった。この3つのうちのどれかひとつでも入館したかったのだが、どれも5時間待ちだと言われた。「5時間待っても入りたい」という私の願いは却下された。みどり館とかいうのに入ったことだけは覚えているが、ほかは何を見たのかよく覚えていない。そんな中で太陽の塔は強烈な印象とともに記憶に残っている。小学生にとってもすごい存在感がある物体だった。

 44年ぶりに見た太陽の塔は相変わらずすごい存在感だった。万博終了後撤去される予定だったのが、永久保存されることになったとのこと。私には、オブジェとか彫刻といった芸術品の価値はよくわからないが、こんな存在感のある物体を解体・撤去することはやっぱり許されないでしょ。それと、万博当時太陽の塔の内部で公開されていた展示が平成28年に再公開されることが決定しているとのこと(「太陽の塔、復元する「生命の樹」に強烈なインパクト 平成28年度末の内部公開で万博当時の交響曲をBGMに」を参照)。当時内部の展示を見学したのかどうかについては記憶が定かではないが、公開されたら是非見に行きたいと思う。

続きを読む

『第三の男』にしびれた

 新・午前十時の映画祭の『第三の男』を観てきた。私が中学生のころにすでに名作として知られていた映画で、以前からずっと観たいと思っていた映画である。1949年の作品。

 いくら当時絶賛された名作だとはいえ、65年も前の作品だし、モノクロ作品でもあるし、正直言うと多少辛気臭くてもそれは仕方がないと思っていた。ところが、映画が始まって数分すると、もう身を乗り出して観ていた。ストーリー展開がおもしろい。映像もすばらしい。ぐいぐい引き込まれてしまった。

 印象に残ったシーンは、オーソン・ウェルズの足に猫がまとわりつくシーン、夜の町に風船売りのおじいさんがやって来るシーン、観覧車のシーン、そして下水道での逃走シーン。モノクロであることを忘れてしまうような印象的なシーンの連続だった。

 そして、中学生のころから何度も耳にしたチターの主題歌もすばらしかった。一度は観ておきたいと思っていたこの映画、一度と言わずにもう一度観たくなった。新・午前十時の映画祭で来年あと1回上映が予定されているので、時間が許せばもう一度観に行くかもしれない。


第三の男 [Blu-ray]第三の男 [Blu-ray]

ジェネオン・ユニバーサル 2013-03-27
売り上げランキング : 12839

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<<前へ 23456|7|891011 次へ>>